私が毎日見ている有名な不動産投資家のメルマガに、「区分所有に流れが来ている」との記事があった。

記事の内容の概要は、
①地銀の動きに変化・・・不動産投資に対して、超ネガティブ。自分たちのエリアでしか融資が下りない。

②ノンバンク系機関・・・相変わらず、動きがいい。ただし、融資する人の属性の範囲内の融資中心となっている。(融資の大幅な減少)

③融資の規模が比較的小さい区分物件中心となっている。1棟ものを扱っていた業者が区分物件を扱うようになった。したがって、区分物件の奪いあいが起きている。


 以上の3点である。

 結局、投資として不動産を購入しようと考えている人に、大きな物件である1棟物(RC造を含めて)には手が出しにくい状況が起きているといえるだろう。

 特に、これから副業のためにサラリーマンが不動産投資を始めようと考えている人には、銀行の融資は非常に厳しくなっている。(もしくは融資が下りない)

 現に、私も1年前までは、銀行の融資担当から「あと1億円ぐらいは融資できます」と言われていたのが、令和に入ってからは、その担当者から「約3000万円程度の物件がいいです」と融資幅が大きく縮小されてしまった(泣)

 私個人的には、区分物件にあまり魅力を感じていないため、区分には手を出さない。

 しかし、厳しい融資とはいえ、融資担当者と話をしたが、行員が融資審査の稟議書作成にあたって、
(不動産投資会社の)法人の財務状況をより良くするため・・・」や「事業継承をするために・・・」などと融資のためのアイディアはあるとのことである。(銀行だって融資しなければ、成り立たないから)

 不動産投資に対して今までよりも厳しい状況は続くが、これからも、めげずに、根気強くダイヤモンドの原石を探していきたい。