小崎愛美理、堤千穂、とみやまあゆみ加入のおしらせ
以前より客演として鵺的を支えてきてくれました、小崎愛美理、堤千穂、とみやまあゆみの三名が正規メンバーとして活動していくことになりました。つきましては三人からご挨拶がございます。今後とも鵺的と新メンバーに変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
主宰するフロアトポロジーと並行して、本年より鵺的の構成員となりました、小崎愛美理と申します。
私が鵺的の作品を初めて観劇したのは「丘の上、ただひとつの家」。
当時フロトポメンバーだった鈴木はるかさんに「エミリ、絶対好きだと思うよ」と誘われ、観に行きました。
「俳優陣が、脚本に溶けていってるみたいだ。」
たしかそんな感想を抱いた気がします。終始背筋を伸ばして舞台を凝視していました。
俳優として関わったのは、「フォトジェニック」、「天はすべて許し給う」、「修羅」の三作です。
どの作品も鵺的トライアル主要メンバーとして、川添美和さん、堤千穂さん、そして奥野亮子さんのお三方と共演しています。
「修羅」では、この4人で四姉妹を演じ、以降私はこの三人を姉のように慕っております。
そう思えるに到ったのは、無論、座組みメンバーの皆さま、そして高木さん、加瀬さんのお人柄あってこそですが、とりわけ奥野さんの存在は大きかったです。
座組み全体を細やかに気遣い、鵺的の人間として、俳優陣をまとめてくださっていました。
奥野さんが居ない鵺的が、今年からどう変化していくのか。
独立という形で団体を離れた奥野さんの門出を祝うと共に、大切なバトンを受け取ったつもりで、内側から見える景色をしっかりと掴み、進んでゆきます。
改めまして。
2022年。明けましておめでとうございます。
鵺的構成員の一員として、フロアトポロジーの主宰として、俳優として、そして演出者として、より一層努めて参ります。
皆様どうか、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
小崎愛美理
ここ数年、「実は本公演には出たことのない常連」という立ち位置でやらせていただいてましたが、とうとう加入することと相成りました。
改めまして堤千穂と申します。よろしくお願いします!
少し前までは、若かりし頃の反省点などもあり、劇団はもうやらないぞ、どっかの劇団に所属することも絶対にしないぞ、と思っていたのですが、高木さんからお話を頂いた時、ああ、うん、なんだかすごく良いことかもしれないな、と思うことができました。そこには私個人の思考の変化とか、時間の経過とか、コロナ禍での経験とか、色々な要素があるのだと思います。とにかく私は今、「ホーム」ができてとても嬉しいきもちです。鵺的の名に恥じることのないよう今後もより一層、精力的に活動していきたいです。
堤千穂
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
この度、演劇ユニット鵺的の構成員となりました、とみやまあゆみと申します。
お見知りおきくださいますと幸いです。
高木登氏との初めての出会いは2013年10月公演『この世の楽園』の時でした。ある日、寺十吾さんから「連絡先知りたいって人がいるんだけど教えていい?」だったような、なんだかそういう意味のメールをいただき(ここでも寺十さんが登場するんですね)、お会いしたのが高木さんでした。当時の私は大学を出て数年、物事があまりうまくいかないような実感のなか日々を過ごしており、私の知らないところで私のことを知ってくれている人がいたのだ、と、大変感動したことを覚えております。
それから『鵺的第一短編集』『死旗』と共にさせていただきましたが、鵺的の公演数から考えたら多くはありません。しかしこの8年の月日のなか、決して遠くないところで鵺的を感じていたようにも思います。
宣伝広報の加瀬修一さんには映画『漫画誕生』に呼んでいただいたりもしました。
堤千穂さんとは鵺的の舞台でも共演しましたし、小崎愛美理さんには主宰するフロアトポロジーの舞台に呼んでいただきました。
さて、奥野亮子さんから引き継いだ新年の鵺的は、ここからどこへ向かうのでしょうか。
同じ船から同じ景色を見られるのかと思うと、望外の喜び、恐悦至極。
お手柔らかに、よろしくお願いいたします。
とみやまあゆみ
(撮影・保坂萌)
主宰するフロアトポロジーと並行して、本年より鵺的の構成員となりました、小崎愛美理と申します。
私が鵺的の作品を初めて観劇したのは「丘の上、ただひとつの家」。
当時フロトポメンバーだった鈴木はるかさんに「エミリ、絶対好きだと思うよ」と誘われ、観に行きました。
「俳優陣が、脚本に溶けていってるみたいだ。」
たしかそんな感想を抱いた気がします。終始背筋を伸ばして舞台を凝視していました。
俳優として関わったのは、「フォトジェニック」、「天はすべて許し給う」、「修羅」の三作です。
どの作品も鵺的トライアル主要メンバーとして、川添美和さん、堤千穂さん、そして奥野亮子さんのお三方と共演しています。
「修羅」では、この4人で四姉妹を演じ、以降私はこの三人を姉のように慕っております。
そう思えるに到ったのは、無論、座組みメンバーの皆さま、そして高木さん、加瀬さんのお人柄あってこそですが、とりわけ奥野さんの存在は大きかったです。
座組み全体を細やかに気遣い、鵺的の人間として、俳優陣をまとめてくださっていました。
奥野さんが居ない鵺的が、今年からどう変化していくのか。
独立という形で団体を離れた奥野さんの門出を祝うと共に、大切なバトンを受け取ったつもりで、内側から見える景色をしっかりと掴み、進んでゆきます。
改めまして。
2022年。明けましておめでとうございます。
鵺的構成員の一員として、フロアトポロジーの主宰として、俳優として、そして演出者として、より一層努めて参ります。
皆様どうか、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
小崎愛美理
ここ数年、「実は本公演には出たことのない常連」という立ち位置でやらせていただいてましたが、とうとう加入することと相成りました。
改めまして堤千穂と申します。よろしくお願いします!
少し前までは、若かりし頃の反省点などもあり、劇団はもうやらないぞ、どっかの劇団に所属することも絶対にしないぞ、と思っていたのですが、高木さんからお話を頂いた時、ああ、うん、なんだかすごく良いことかもしれないな、と思うことができました。そこには私個人の思考の変化とか、時間の経過とか、コロナ禍での経験とか、色々な要素があるのだと思います。とにかく私は今、「ホーム」ができてとても嬉しいきもちです。鵺的の名に恥じることのないよう今後もより一層、精力的に活動していきたいです。
堤千穂
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
この度、演劇ユニット鵺的の構成員となりました、とみやまあゆみと申します。
お見知りおきくださいますと幸いです。
高木登氏との初めての出会いは2013年10月公演『この世の楽園』の時でした。ある日、寺十吾さんから「連絡先知りたいって人がいるんだけど教えていい?」だったような、なんだかそういう意味のメールをいただき(ここでも寺十さんが登場するんですね)、お会いしたのが高木さんでした。当時の私は大学を出て数年、物事があまりうまくいかないような実感のなか日々を過ごしており、私の知らないところで私のことを知ってくれている人がいたのだ、と、大変感動したことを覚えております。
それから『鵺的第一短編集』『死旗』と共にさせていただきましたが、鵺的の公演数から考えたら多くはありません。しかしこの8年の月日のなか、決して遠くないところで鵺的を感じていたようにも思います。
宣伝広報の加瀬修一さんには映画『漫画誕生』に呼んでいただいたりもしました。
堤千穂さんとは鵺的の舞台でも共演しましたし、小崎愛美理さんには主宰するフロアトポロジーの舞台に呼んでいただきました。
さて、奥野亮子さんから引き継いだ新年の鵺的は、ここからどこへ向かうのでしょうか。
同じ船から同じ景色を見られるのかと思うと、望外の喜び、恐悦至極。
お手柔らかに、よろしくお願いいたします。
とみやまあゆみ
(撮影・保坂萌)