今年度Fヘッドコーチを務めました、吉村祐樹と申します。
1年間、25世代を間近で見て感じたこと、そして改めて伝えたいことをここに残します。
正直、あれからずっと反省の日々で、そんな自分が文章を残すのは少し躊躇ったけど、
これからを歩む下級生たちの原動力として、少しでも力になればと思います。
少しだけこの1年を振り返る。
当初、実力以上の肩書きに重圧を感じていた自分は、結果を出すことに必死で、厳しく接することも多かったと思う。とくに8月中は練習が楽しい、と思わせることができていたか分からない。よく圭汰に「もっと楽しくやろうよ」と言われていたけど、それ以上に責任感に追われていたのが本音。
そんな中で迎えたサマーカップは不測の事態もありながら、なんとか優勝を掴むことができた。決勝の試合は何もかも完璧で、現役時代と同じくらいの感動をもらった。同時に安堵感も強かった。
しかしながら、その後は練習の雰囲気が低迷する時期が続いた。このタイミングで退部する者も現れた。
組織を動かす上で、結果を残すことと同じくらい「その過程を楽しめる環境」が重要だと痛感した瞬間だった。
この一年を踏まえて、これから練習を自ら作っていくみんなに覚えていてほしいことがある。
それは『日々の練習からワクワクする気持ちを持ち続けてほしい』ということ。
期待感はいつでも行動の源泉になる。
先日、上級生が見せてくれた全学準決の試合は、言葉では表現できないほどの感動を生んだ。それと同時に、下級生にとっては「自分ももっと自主練頑張ろう」と奮い立たせてくれた、そんな試合だったはず。
上級生が結果で示してくれたからこそ、下級生は「自分たちの努力の方向は決して間違っていない」と確信できた。だからこそ、皆が自然と期待感を持って練習に取り組めていると思う、今のLizardsは最高の環境だ。
でも一方で、
この先、あのような晴れ舞台は多くても年に一回、目標とする結果を残すのは難しく、その過程はとても長い。
だからこそ、日々“自分自身の変化に気づき、成長を認めること”が大事。それはどんな些細なことでも構わない。ラクロスノートでも、インスタの発信でも。
『次はこれやってみよう』
そう思えれば、さらに前向きに練習に取組めるはず。
地道な取組みによって、自身をモチベートし続けてほしい。
そしてこの先、どうしても立ち直れないときがあるかもしれない。そんなときは活動理念に立ち戻ってほしい。
理念は組織の目指す方向であって、つまり所属する一人ひとりがあるべき姿。
逆に言えば、振り返ったときに自分がありたい姿。
自分は2年の冬、Aの壁を超えるのに必死で、日本一に近づけている実感は1ミリもなかった。なぜ自分は日本一を目指しているのか、その先に何があるんだろうか、そう思う瞬間も少なくなかった。
それでも組織に残り続けたのは、誇れる自分でありたかったから。当時理念を学んだときは、入部以来ずっと潜在的に抱いていた感情が整理された感覚だった。
この先、下級生が自分と同様の経験をするかは分からない。
けれど、自分自身の活動や行動を見つめ直す時間は、次のより良い行動へ昇華させるための有意義な時間だ。練習だけでなく、自分と向き合う時間も大切にしてほしい。
最後に25へ
27名全員で駆け抜けた青春は最高でした。
サマー優勝後も、新人戦後も、自主練を継続する姿、本当に誇りに思います。
みんなの成長を一番近くで見てきたからこそ、
来年、再来年、そして3年後、全員の成長が楽しみで仕方ない。活躍を期待しています。
1年間、本当にありがとうございました。
