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仕事のこと、学習障害のこと。




学校と仕事 



・学習障害と不登校は関係している

・読み書き計算障害は、少しの工夫で見つけられる。特に小学生低学年の先生にみつけてほしいところ。

・文字の書き取りの宿題に何分かかったか?を書かせるだけで見つかる。時間が異様にかかってる子は何かある。

・書字障害がある子の作文は、鉛筆で書こうとすると素っ気ない最低限の文書になるが、タイピングだとたくさんの表現で書けたりする。これまで、頭の中の気持ちを書字障害により表現できてなかった。

・英語必修はやめさせたい。英語圏は読み書き障害が多く、英語はその点で難しい言語というえる。読み書き障害の子に英語を必修にしてしまうと、数学が上位でも英語が足かせになり、適正な高校に行けない。確かにね。英語って国語と同等レベルで全日本人が必要とはしないよね。

・大人は子供を変えたがるけど、大人が制度、社会を変えた方がいい。

・大学は発達障害の特性を持った人にはいい環境。

・IQに踊らされてはいけない。問題慣れしてると130くらいまでは普通にいく。小5くらいで100に落ち着いてくる。その時親子関係が悪くなりかねない。子供は親の期待に添えなかったと思い兼ねない。

・楽しいことを趣味でやらせてあげる。あとは放っておく。既存の価値観に縛られ、子供の心を傷つけないようにする。変わった子は変わったままでいい。

・発達障害の概念が広がりすぎている。困る大人を救済するのはいいが、子供にまで広げすぎ。子供を治すみたいなことは不要だし、治らないから、過度な介入は避けたほうがいい。

・診断は、大人だとこれまでの生きづらさの伏線回収でき、生きづらさの解消につながるが、子供には逆効果の可能性も。

・多様な子供をまとめる先生は大変と思われるけど、それは全員に同じことをさせようとするから。場だけ与えてあとは自由に、だと先生は大変にならなくなる。

・最近の子は目的を持たず自分から動ける場がない。それは成績優秀な進学校に通う子も不登校の子も同じ。

・さまざまな自由な体験を通して「困ったら、人に聞いていいんだ」という経験もさせるべき。「知らない人に話しちゃだめ」と教えられているから、今の子はそれさえ分かってない。


インタビュー②借金玉氏 



・歳を重ねるに連れ、発達障害は楽になる。何でも練習すれば、それなりにてきるようになるから。15より35歳の方が手先が器用になったし、ギター弾けるようになった。


学習障害 


・クラスに3人くらいいる。日本人の7-8%が該当する。

・読み書き障害では、「書くことだけが困難」ということはあっても、「読むことだけが困難」ということはない。



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