15日の日経平均株価は、昨日の上値の重さが嫌気されて売りが先行、米株先物も下落して軟調に推移、後場に入ってもじり安が続き、円高が止めとなって、前日比329円40銭安の2万8279円09銭と大幅に続落して取引を終了した。東証1部の出来高は9億7117万株、売買代金は2兆1142億円。騰落銘柄数は値上がり279銘柄、値下がり1839銘柄、変わらず74銘柄だった。市場は、緊急事態宣言下の東京都で新型コロナの新規感染者数が再び1000人を超える状況となり、オリンピック・パラリンピックも控えることから外国人投資家は日本経済への影響を見たいとして売買を控えていると新型コロナが安値の元凶と見るようだ。

15日の東京外国為替市場でドル・円は、下押し圧力のかかる展開となった。朝方、1ドル=110円近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り安から下げ幅を広げるとともに軟化。事業会社の決済が集中しやすい5・10日(ごとおび)に当たることもあって、下げの場面では国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、ドル・円は一時109円79銭まで値を下げて切り返した。中国4-6月期GDP(国内総生産)など中国経済指標の良好さが確認されると、ドル・円は110円近辺までドル買い・円売りが進んだ。午後に入ると日経平均株価がジリ安歩調を強めたほか、時間外取引で米長期金利が低下。ドル・円は上値の重い推移となった。15時現在、109円84銭となっている。

 

週中の個別は全滅。ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%台、トヨタ、コマツ、パナソニックが小幅な下落だった。新型コロナ感染症が拡大する中、政府は有効な対策を打てず、ずるずると後退しているような状況では株価もジリ貧だろう。もう少し発信力と説明力をつけてしっかりした対策を打ってもらいたいところだが、いずれにしても今できることはワクチン接種の推進が最優先だろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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