7日の日経平均株価は、米国やドイツの景況指数が試乗予想を下回り、株安となったことから、売り優勢で始まり、一巡後は押し目買いや買戻しも入ったが、長続きせず、総じて上目の重い展開で、新規の手掛かりに乏しいことやETF分配金の捻出売りへの警戒などで、前日比276円26銭安の2万8366円95銭と大幅反落。東証1部の出来高は10億6653万株、売買代金は2兆2938億円。騰落銘柄数は値上がり415銘柄、値下がり1709銘柄、変わらず67銘柄。市場は、世界景気の回復鈍化が懸念され、国内での新型コロナウイルス感染者数の増加も気掛かりだ。需給面ではETF分配金の捻出売りが警戒され、複合的な要因が相場の重しとなった。ただ週末9日には分配金の捻出売りとSQ(特別清算指数)算出を通過することでこれをきっかけに反転に向かう可能性があると反発に期待のようだ。

7日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円台半ばで推移している。日経平均株価の大幅安など受けたリスクオフの動きが広がり、朝方から午前10時すぎにかけてドル売りが優勢となったが、110円40銭を割り込んだところで下げ止まり、その後は昼すぎにかけて朝方の水準まで値を戻した。午後2時前から再びドル売り圧力が強まったものの、下値は限定的だった。

 

今日の個別はコマツが3%台と大きく下げているが、米国で売られたようだ。三菱重工は2%台、グループ企業の三菱UFJもほぼ2%の下げ、ホンダが1%台、トヨタとパナソニックの元F1コンビは小幅だった。米国をはじめワクチン先進国が接種率で足踏みを始め、日本ももたついている。英国など最も接種が進んだ国でもデルタ株で感染者が増加しているなど先行きが見えなくなっていたことも株安に影響しているんだろう。最もこの状況では株価が2万8千円でもいいところかもしれない、‥(^。^)y-.。o○。

 

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