27日の日経平均株価は、米国市場が休場で国内も株価急騰に対する警戒感から売りが先行、先物も売られて一段安となったが、後場で盛り返してプラス転換、その後はもみ合いながら高値圏で推移、前日比107円40銭高の2万6644円71銭と4日続伸。連日でバブル崩壊後の高値を更新した。東証1部の出来高は15億2950万株、売買代金は3兆4069億円。騰落銘柄数は値上がり1500銘柄、値下がり608銘柄、変わらず68銘柄。市場は、週末で利益確定売りが出ているが、それ以上に押し目買いや買い戻しの動きが強い。時間外の米ダウ先物がさえず、1ドル=103円台の円高・ドル安にもかかわらず、相場は強く違和感があるが、持たざるリスクが意識されているようだと相場のバランス感に注目のようだ。

27日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=104円を割り込み軟化した。朝方、104円25銭近辺だったドル・円は、時間外取引で米長期金利が急低下したのにツレて下押しし、週初23日以来の104円割れとなった。その後、日経平均株価がマイナス圏からプラス圏に再浮上すると、ドルを買い戻す動きもみられたが、持続力はなく、再びドル・円は軟化。ブラックフライデーを間近に控え、次第に様子見ムードが強まった。15時現在、103円94銭となっている。

 

週末の個別は日経平均の高騰の割にはさえない。値を上げたのはコマツだけ、それも小幅、三菱重工、三菱UFJの三菱グループは1%台の下落トヨタ、ホンダ、パナソニックは小幅に下げた。世界的な金融緩和の金余りで余った金が株式相場に向いているのだろうか。先行き不確定要素が多いのにかなりの資金が流入しているのだろう。こっちの持ち株にもその金が向いてくれるといいのだが、どうもその気配がないようだ、‥(^。^)y-.。o○。

 

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