9日の日経平均株価は、バイデン氏が米大統領選で当選を確実となり、追加経済対策への期待などから米株価指数先物が上昇した流れを受け、買いが先行、中国株の上昇も追い風となって先物をを交えて上げ幅を拡大、大引けにかけて利益確定が入って上値が重くなったが、前週末比514円61銭高の2万4839円84銭と大幅に5営業日続伸。連日でバブル崩壊後の高値を更新した。東証1部の出来高は12億2787万株、売買代金は2兆6493億円。騰落銘柄数は値上がり1399銘柄、値下がり695銘柄、変わらず85銘柄。市場は、需給面での影響が強いと見られる。先物の買い戻しにオプション・コール(買う権利)の売り手による先物ヘッジ買いなどが指数を押し上げたようだ。基調は強いが、行き過ぎでもあり、先行きは決め難いと連日の大幅な上げに警戒感をのぞかせている。
9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=103円台半ばで推移している。米政治の先行き不透明感がやや払しょくされ、朝方はリスクオンのドル売りが優勢となってドル・円は103円20銭を割り込む場面もあった。ただ、安全資産とされる円も売られやすく足元で急速に円高が進行した反動もあって対円ではドルを買い戻す動きが優勢とり、日経平均株価の大幅高を受けてドル・円はジリ高歩調となった。
今日の個別は上げ下げの激しいホンダが9%台と大きく値を上げている。第2四半期決算が前年同期比28.5%増、第1四半期から急改善する形になって、通期計画は従来の2000億円から4200億円にまで上方修正、市場コンセンサス(2500億円程度)も大幅に上回る水準となっていることが好感されたそうだ。中国での業績が大幅改善の原動力となったようだ。トヨタは2%台、三菱重工、コマツ、パナソニックは1%台、三菱UFJは小幅な上げだった。ホンダは上げるときもでかいが、下げも急だからまだまだ様子を見ないと分からないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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