6日の日経平均株価は、円高が災いして売りが先行、昨日年初来高値を記録したことで利益確定も出て値を下げたが、その後は米国株高を追い風に上げに転じ、先物への買いを交えて上げ幅を広げ、前日比219円95銭高の2万4325円23銭と大幅に4日続伸。2018年10月2日のバブル崩壊後高値(終値2万4270円62銭)を更新し、1991年11月13日(同2万4416円23銭)以来29年ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は12億3212万株、売買代金は2兆5831億円。騰落銘柄数は値上がり1367銘柄、値下がり714銘柄、変わらず98銘柄。市場は、朝方は利益確定売りでスタートしたが、海外株高との対比もあり、その後はショートカバー(買い戻し)が優っている。今は勢いに乗るしかないとも言えるが、どこかで過剰流動性に対する警戒感が出てきてもおかしくないと高値期待の内にも警戒感をのぞかせている。

6日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=103円半ばを中心にもみ合った。朝方、103円50銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、一時103円75銭まで上値を伸ばした。一方、株式市場では米大統領選のバイデン氏優勢で先行き不透明感後退から日経平均株価が高原状態で推移。リスクオンムードの中のを背景に為替市場では米大統領選前の先行き不透明感から積み上がっていたドル買いポジションを解消する動きが出て、ドル・円は一時103円34銭まで軟化。その後はドルが買い戻される展開となった。15時現在、103円53銭となっている。

 

週末の個別は日経平均の好調にもかかわらずパッとしない。コマツが最近は乱高下傾向で3%台、ホンダが2%台、三菱重工は2%近くまで上げ、三菱UFJは1%台、トヨタとパナソニックの元F1コンビは小幅な上げだった。日経平均はバブル崩壊後の最高値と言うが、持ち株はどうもパッとしない。何より三菱重工の安値が足を引っ張っているが、まあ、この会社は明日の日本にはどうしても必要な会社、何とか頑張ってもらいたい、‥(^。^)y-.。o○。

 

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