23日の日経平均株価は、米株高を受けて買いが先行したが、米大統領候補のテレビ討論会を見極めたいとの空気もあり、売りに傾き、下げに転じる場面もあったが、米討論会が無事通過したこともあって持ち直し、上げ幅を広げたが、終盤買い気が鈍って伸び悩み、前日比42円32銭高の2万3516円59銭と反発。東証1部の出来高は9億6767万株、売買代金は1兆9159億円。騰落銘柄数は値上がり1059銘柄、値下がり989銘柄、変わらず95銘柄。市場は、米大統領候補の討論会を波乱なく終え、買い戻しを誘ったようで、崩れかけたマザース指数がなんとなく戻しているのも不安心理の後退につながったと見られる。最も決算や米大統領選が通過するまでポジションを一方的に傾けるのはリスクになると先行きを警戒のようだ。
23日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=104円台後半で底堅い展開となった。朝方、104円90銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向けて国内輸出企業からのドル売り・円買いが入り、軟化。その後は104円64銭まで下押しする場面もあったが、この水準では底堅く、午後から株式市場大引けにかけても同水準でのもみ合いが続いた。なお、午前10時から始まった米大統領候補者によるテレビ討論会は、両候補から目ぼしい発言がなく、ドル・円への影響は限定的だった。15時現在、104円70銭となっている。
週末の個別は三菱重工が6%台後半と大きく株価を上げている。スペースジェット計画凍結で採算が好転するとの見込みのようだが、これで日本は未来永劫コマーシャルジェットの開発ができなくなって明日の日本の主要な産業の一つを失うことになる。まことに残念なことではある。目先の利益だけではなくもっと長い目で産業を考えるべきだろう。トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、コマツは小幅な上昇、パナソニックだけが小幅に下げた。まあ日経平均の上げ方ではこんなものだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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