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痛みがある部位だけ治療される
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口の中がツギハギ状態になる
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噛み合わせのバランスが崩れる
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詰め物の中が悪くなる
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神経の治療をされる
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歯がグラグラする
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歯を抜かれる
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入れ歯になる
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ツギハギ状態の改善なしに作製され、入れ歯が上手く使えない
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良い歯にどんどん負担をかける
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良い歯がどんどん無くなる
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部分入れ歯が総入れ歯になる
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噛み合わせのバランスが崩れているので、何処の歯医者に行っても入れ歯が合わない
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ドクターショッピングに疲れる
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硬いモノを噛むのを諦め、柔らかい食事、飲み込みが中心に
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脳への刺激がなくなる
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自分か気付かないうちに認知症が発症している…
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入れ歯を外した状態が普通にしていると、バランスが取れず、首、肩、腰、膝と不調が出てくる
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胃腸にも悪い…
最近、お口の中の状態が本当に大変な方が来院される。
上記に示したスパイラルに入り込んでいる人が多い。
それを変えるには、本当に苦労する。
田中昌弘先生の様な素晴らしい技師職人に依頼しても、すぐに上手くいくとは限らない。
顎の関節が壊れている
骨が痩せすぎて、口の中に神経の束が出てきている
なんて場合だ。
昨日も調整に時間がかかっている方が来られた。
前回、家にある『お煎餅』を持って来てとお願いしていた。
すると、持ってきてくれたのは良いが、
チョコレートが付いたラスクだった…
噛んでもらうたびに、アシストに付いてくれた衛生士のOが、毎回チョコを洗い流してくれた…
次回からはチョコレートは、いらないと伝えねばならない…
本題に戻すと、テストフードという方法で、術者の目の前で食べてもらう。
通常の咬合調整、フィットテスター、デンスポット等で上手くいかない場合に、やっている。
食べ方の癖が解るので、次の手が打ちやすい。
何回か調整、チョコの洗い流しが済んで、食べれるようになった。
次回は、沢庵に挑戦。
煎餅を持ってくる場合は、チョコなしでね!とお願いするのも忘れなかった。
都会に憧れる若い先生が多いが、歯科医療を常に学ばせて頂くのには、地方も良いよと僕は思う。
今後、超高齢化社会になる日本、いや日本に限らず世界の先進国の課題に、若い時から取り組めるのだから。
貴重な経験は、お金に換えられない価値があるのでは…
本日も皆様と共に、良い一日でありますように