本質的なことに金を惜しむくらい無駄な金使いはない
~ゲーテ~
雑誌 GOETHE(ゲーテ)9月号の最初に出ていた言葉。
どの世界も一緒だと思いました。
日々、たくさんの患者さんを診させて頂いていると、本当に色んな事が起こります。
同じ様に治療しても、治りが良い人、悪い人がいる。
結果が違う事がある。
前にも書きましたが、99人いや999人上手くいった治療でも、1人結果が良くない人がいると、どうしてもそれが何でそうなったのか気になります。
その答えを探そうとすると、教科書には出ていない、周りの先生にも判る人がいない、それでも探していると、周りの応援して下さる方が、あの先生なら?と教えて下さる。
そして、その先生にお会いすると、答えが見つかり、また新たな疑問が出てくる。
僕の医療人としてのスタンスは、こんな感じです。
学生時代の僕を知る先生は、おそらく「あのTだろう?勉強していなかった!」と言うと思います。
確かに、昔は勉強していませんでした。しかし、今は常に頭の中に
「Why Why」
が、グルグルしています。
いよいよ来週の土曜日に、アメリカのサンフランシスコに行き、Dr.ラムのインプラント特別講習会に参加します。
東京のM先生のブログを、自分も同じ様な治療が出来る様になりたい!と以前から読ませて頂いていたら、偶然、M先生の師のDr.ラムのコースの募集があったので、直ぐに申し込みました。
それまで、雲の上の存在だったM先生からも直接メールを頂き、願いは叶う事を実感しました。
約1週間休診にし、正直開業3年しか経っていない僕にとって、今回の投資はかなり痛いです。
しかし、自分の疑問の答えを見つけるのに、費用がかかるのは当然。
だって、高いセミナーを開催されている先生達は、それまでに自分達も高い費用を出して勉強を続けられているのですから。
学生時代、奨学金、アルバイト生活していて、自己資金ゼロ、歯科界の常識では、開業して順調にやるのは無理と言われているかも知れませんが、このスーパー僻地の生月(いきつき)島で、実践出来ています。
後輩の先生達へ
勉強を続けて、一緒に良い歯科界を作っていきましょう