富士宮市 K様と、なっちゃん。
小夏が、幸せ家族のもとに旅立ちました。
車の中の小夏。 カメラに気づかないとこの表情ですが・・・。
パシャ
カチ~~~ン (固まる音)。
雨の中、GO!保護犬GO富士宮の隊長も同行し、お山の中の静かな邸宅に到着すると、
ご家族皆様がなっちゃんを心待ちにされていました。
お父様お手製のネット柵、かわいい犬小屋、室内には伸縮自在の脱走防止柵。
そして、
リビングにはお姫様が使うような、ふかふかのベッドと食器などが用意されており、
この日から『なっちゃん』になりました。
「車に乗るので、少ししか食べさせていません。」
『そりゃ、大変。 ごはん、ごはん。』
急いでなっちゃんのごはんのしたくをするご家族。
こたつでいろいろお話しました。
犬や猫への愛情があふれるお話しで、涙あり笑いあり。
とても居心地がよくて、ついつい長居してしまい、パスタやケーキまでごちそうになりました
『自家製の椎茸よ』
愛情い~っぱい。
シャイななっちゃんは、お部屋の隅で終始静かにしていました。
ケーキのクリームを鼻につけてもペロッもできず…、ただ目だけがキョロキョロ。
なっちゃんには、この一ヶ月は怒涛の一ヶ月でした。
生まれてはじめての世界、
リード、
ドライブ、お散歩、
怖い犬、信頼できる人、猫パンチ(笑)…。
むりやり譲渡会に連れ出され、あちこち引っ張り回され…。
今では、それでよかったのだと信じています。
GO!家はただの通過点、今度こそ本当の第二の犬生のスタートです。
始めは怖がってしまい、上手に意思疎通できないかもしれません。
それでも本当の家族になるのにそれほど時間はかからないでしょう。
よくわかる素直な子です。
そしてなっちゃんがいなくなったわが家。
いなくなり気づいたのは、余りにも手がかからなかったので、人の生活が何もかわらないことです。
いつもなっちゃんの側でくつろいでいた猫たちは、もうハウスの周りにいかなくなりました。
一度もトイレの粗相なく、
吠えず、
反抗的な態度や主張もない…
猫にも友好的で、
人に撫でてもらうのが一番好き。
そんな子でした。
私は、なっちゃんのハウスを見ては涙、涙。
そんな時、仲良しなのにハウスに顔を近づけていつも怒られていたダンボが、
ここぞとばかり空になったハウスに潜り込みクンクン物色していました。
まるで女子更衣室に忍び込むオジサン…(汗)
やっぱりダンボが寂しさを吹き飛ばしてくれました。
なっちゃん、幸せゲットしました
富士宮市・Kさま、
どうぞなっちゃんをよろしくお願いします。