
下がるかもと思っていたら上がっちゃった。
上がるかもと思っていたら下がっちゃった。
どっちが嫌ですか?
僕はどっちも嫌です(笑)
嫌ですがそれは気持ちの問題。
統計で見るならどうでしょう?

ダウ平均(1929年〜2024年)を年単位で見てみると
(Copilot君調べ)
上昇した年が69年 73%
下落した年が25年 27%
つまり、上昇にベットすると成功する回数と下落にベットして成功する回数の比率は3:1ということです。
上昇予想を外しても、下落予想を外してもどっちも悔しいと思うのであれば、悔しい回数を減らすのが合理的。
つまり、下落して悔しい思いを1回して、上昇して嬉しい思いを3回したほうがいいですよね。

ちなみにCopilot君に、過去十年のダウの上下の幅も調べてもらいました。
集計結果(過去10年)
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上昇年:7回(平均 +16.06%)
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下落年:3回(平均 -5.55%)
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値幅比率(平均):約 2.9:1
こちらも約3:1
さてさて、明日来る保障のない暴落に、今ベットしますか?
僕なら、上昇にベットしておきたいところです。
ちなみに、平均16%の上昇を2回、つまり32%の上昇後、やっと来た下落は平均-5%というのが統計ですから、これだったら-5%の下落を待つよりも、32%安かった過去に買って、じっと持っておくほうが計算上は資産が増えますし、長期保有で32%の含み益バリアを作ってしまえば、平均-5%の下落を恐れて売る必要なんてありません。
どんと構えて下落を受け止めても、32%-5%=27%の含み益。
高配当株なら、配当金で相殺できる程度の痛くもかゆくもない下落です。

と言ってもこれは指数の話で、更に平均の話。
暴落が来れば30%程度の下落は覚悟する必要はありますけどね。
うん、それでも32%の含み益バリア+インカムゲインなら耐えれる程度。
全然おっけ。
また、個別銘柄においては、もし今後の業績に期待が出来ない株が、もし今上昇していて塩漬け解消したのであれば、それは売る理由になると思います。
売って、正しいと思える株に持ち変えるチャンスだと思います。

