三井からつながる不思議な痕跡(5)/メドゥーサと将門の首 | パオンのブログ

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最初から続いている不思議な話です。
読まれていない方は、ブログのテーマ・「まとめ」から
読んで見て下さい。

前からのつづきです。(1)から読んでみて下さい。


メドゥーサの伝説に登場するキーワードの一つに「切り取ら


れた首」が有りますが、


岐阜県の大垣には、ドンピシャの「首」が有ります。


平将門の首を祀った「御首神社」が有ります。


平将門は、940年に栃木県宇都宮にて、藤原秀郷に討伐さ


その首は、平安京に送られ四条河原に晒されたとされ


す。



伝説では、その首が平安京から、空を飛び、関東へ帰る途


中で、現、東京の千代田区大手町辺りに力尽き落ちてたと


され、その場所に、祀られ、その後、浅草の神田明神に移さ


れたとされています。


しかし、大垣にも、将門の首を祀る「御首神社」が有ります。


この神社の伝承では、南宮大社(前の記事の地図の北上)の隼


人神が矢を放ち、飛んで行く首を打ち落としたとされます。


将門の首には、このような話も有った事を、この地を調べて


いて知りました。



桑名の豪族、「桑名首(くわなのおびと)」の名前に、「首」の


字が付いているのも違和感を感じるのは私だけでしょうか?


大垣の御井神社からつながる事からも、この首は、将門の


首の秘密を見つけるヒントとして「桑」と「首」を名前に付けた


のではと、推測します。



藤原秀郷の伝説は、以前にも上石津と那須の記事で取り上


げ、上石津が、瀬田(滋賀県)と日光に井戸でつながってい


る伝承を見つけました。それは、「ヘビ」が絡んでいます。


この地には、「大神神社」(ヘビ)も有ります。龍ではなく「へ


び」なのです。


メドゥーサの頭には、沢山の「へび」。メドゥーサの首の右か


らしたたり落ちる血は、生命を産む血とされます。「御井の


神」は、生命の誕生を司る神であり、井戸の神です。


メドゥーサを討ち取ったペルセウスは、首を袋に入れ、羽根


生えた靴で、空を飛び戻りました。私には、この首が、「将


門の首が飛ぶ」事に見えてしまいます。


上石津に伝わる伝説の私の記事

http://ameblo.jp/nstrh066/entry-11246360285.html


藤原秀郷龍宮神社の伝説の私の記事

http://ameblo.jp/nstrh066/entry-11124558802.html



将門の首塚は名古屋にも有ります。


名古屋の南東を守る「笠寺観音」の近くの「丹八山」に有り


ます。


ここに書かれた伝承は、「将門の首」を京都へ持って行く途


中、腐敗が激しかったので、この地に埋めたというもので


す。髪の毛だけは、都に持って行ったとされます。


とても、現実的な伝承なので、これは事実かと思われます。


他の伝説は、空想の世界の話で有る事から、藤原秀郷と、


平将門の史実を利用して、渡来人の自分達の故郷に伝わっ


ていた伝説を残したかったのではと思われます。


前の記事で出てきた「馬来田」の字からも分かるように、


「馬」から「来た」と素直に取ると、秦氏一族が渡ってきた「馬


韓」と言う国ではと、私は感じました。



この「丹八山」の名前からも理解できます。


「丹」は、秦氏を表し(丹生都神社の記事で推測しました)


秦氏と丹のつながりの記事

http://ameblo.jp/nstrh066/entry-11710586079.html


「丹八山」の場所は、下の記事の清州の星宮神社と、不思


議な一致を見せていて、(下の記事に書いて有ります)驚い


たことが有り、ここにも、星宮神社があります。


私のメドゥーサの推測は、この「星宮神社」から始まりまし


た。ここにも有る事の不思議。私の推測は、もはや推測では


有りません。


星宮神社とメドゥーサの私の記事
http://ameblo.jp/nstrh066/entry-11547313926.html

http://ameblo.jp/nstrh066/entry-11547640137.html


藤原秀郷が再び、表れた事で、もう一度、上石津からつな


がる瀬田を調べ、御井神社との関わりを追ってみした。


この場所でも、興味深いものが出てきました。


つづく