今日はカンガルーミートを使ってパストラミを作ってみました
普段デップが食べているカンガルーミートは、オーストラリアから空輸した後半身のかたまりのものを国内の食肉加工工場で1cmにダイスカット、ミンチ加工したものです。
今日使うのは、ロングフィレ (ヒレ肉)です。
こちらは、某居酒屋チェーンの食材として卸している商品です。
カンガルーミートはご存知の通り、脂肪分が部位に関わらず1%程度なので、脂がありません。
火を通しすぎるとカチカチになって、噛みきれなくなってしまいます一番のオススメは表面だけをさっと焼くたたき風ですダイスはカレーやシチューなど煮込み料理にして頂くと、牛シチューのように柔らかいのに脂がないのでさっぱりしていて本当に美味しいです
ロングフィレはいつもはたたきでいただくのですが、今日は管理栄養士の先生がサンプルで作ってきてくれたカンガルーのパストラミがとても美味しかったので、自分で作ってみました
作り方は、牛肉のパストラミのレシピを参考にしました。
しょうゆ、酒、塩コショウで下味をつけて、スライスにんにくとローレルと一緒にジップロックで密封します。そのまま冷蔵庫で10日間寝かせます10日我慢したら、ジップロックをあけてお肉を取り出してサランラップに包み、その上からさらにアルミフォイルで包みます。鍋にお湯を沸かして、アルミフォイル状態のお肉を入れて15分茹でて冷めるまでそのままにしておきます。
10日間我慢して出来上がったのが、こちらです
色味はあまりよくありませんが、無添加・無着色です
何のお肉か言わずに食べてもらった人で、カンガルー肉だと気づいた人はいませんでした
牛肉のパストラミよりあっさりしていて、このままでも美味しかったですが、マスタードやワサビ、豆板醤など自分の好きな味つけをしてみんなで美味しく、楽しくいただきました
困ったのがデップ・・・さすがにカンガルー肉の匂いは分かるのに、胡椒の香りの方が強かったようで切ってる間ずっとくしゃみしていましたさすがに胡椒たっぷりなので、あげられませんでした
カンガルーミートはワンちゃん猫ちゃんだけではなく、我々人間にもとても良いお肉です。
まだまだ日本では馴染みがありませんが、輸入先オーストラリアでは一般に浸透しています。
オーストラリアの国立心臓病財団では、食生活改善のための推奨食材として、ルーミートを認定してるくらい優れモノなのです
ヘルシーミートだというだけではなく、美味しいので是非皆さま一度ご賞味ください