教科書にはない看護教育って⁈
日勤から夜勤の申し送りのあと
私の病院では
夜勤者が全員で病棟をラウンドして
患者さん、一人ひとりに挨拶をする
同時に
患者さんの様子やベッド周囲の環境整備が出来ているか、点滴の滴下やルート刺入部、医療機器の作動状況などを見て回る
とある患者さんの元へ行った時
オーバーテーブル上に
昼後の歯磨き後と思われる
ガーグルベースに汚水がたまったままになっていた
昼からちゃんと回ったのかな?
なんで気づかないのか不思議だった
患者さんは、術後間もなくてひとりでは動けない方だった
さっそく、日勤のナースに確認
「〇〇さんのところに、汚水が入ったままのガーグルベースがそのままだったけど、昼からちゃんと回った?」
気づきませんでした…
「いや、目の前にあったでしょ!
患者さんからしたら、ナースがやると思って遠慮して言えない人もいるのよ。気づかないナースだなって、そういうところでガッカリされるのよ。
見えないところで、患者さんはあなたを見てるから!」
担当ナースは、2年目だった
あんなに目の前にあって、気づかないなんて
私が患者なら、大事なことをあのナースには頼まない!
患者からすると、そういう目線でナースを見る
患者はとにかくナースをよく見ている
足音で、どのナースかがわかると言っていた方もいた
それは、確かに私もわかるw
頼りになるかならないか
信頼されるかされないか
って、
こういう些細なことに気づいて、
やってくれるかどうか
声に出せない思いを汲んでくれるかどうか
そういうところでしょ!
気づきって大事だ
教科書にはない看護師への教育
こんな些細で丁寧なことを
我々は、伝えなきならない
では、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♡
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