「今日はよく走ったね〜!」
『スポーツの日』の夜、汗だくで帰ってきた子どもを見て、
ふと「うちの子、体力ってどれくらいあるんだろう?」と考えたパパママ、いませんか?
最近は、外遊びよりもゲームや動画が日常になりつつある時代。
私たち親世代が子どもの頃に比べて、
体を動かす機会が減っているのは事実です。
文部科学省の調査でも、子どもの体力や運動能力は
年々低下傾向にあると言われています。
でも、だからといって「もっと運動させなきゃ!」と焦る必要はありません。
大切なのは、子ども自身が「体を動かすって楽しい!」と感じられること。
無理に運動を押しつけると、逆に苦手意識が育ってしまうこともあるんです。
たとえば、「家族で散歩」や「お風呂前のストレッチタイム」
を取り入れるなんてことも一案。
特別な道具もいらないし、何より親子で一緒にできるのがポイント。
子どもにとっては「運動」ではなく
「遊び」や「ふれあい」の時間として記憶に残ります。
また、体力は単に「走れる・跳べる」だけではなく、
心の元気とも深く関わっています。
運動することでストレスが軽減されたり、
自己肯定感が高まったりする効果もあるんです。
これは心理学的にもよく知られていること。
だからこそ、日常の中でちょっとした「体を動かす習慣」を意識してみるのは、
とても意味のあることなんです。
『スポーツの日』は、そんな「体と心の健康」について
家族で考えるきっかけになる日。
夜、子どもと一緒に「今日楽しかったね」と話しながら、
明日からの暮らしに少しだけ“運動のエッセンス”を加えてみませんか?
親も子も、無理なく、楽しく、元気に。
それが、いちばんの“体力づくり”かもしれませんね。


