新年度が始まり、気づけばあっという間に1ヶ月。
子どもたちは新しい環境に慣れ始めている頃かもしれませんが、一方で親の皆さんは「なんだか気疲れしている…」と感じていませんか?
日々の子育てに加え、新年度の準備や学校の行事対応など、知らず知らずのうちにストレスが積み重なっていることもあります。
そんな時こそ、自分のストレスを「見える化」してみることで、気持ちを整理し軽減することができるかもしれません。
ストレスを「見える化」するメリット
親のストレスは、意識していなくてもじわじわと心や体に影響を与えます。
しかし、「なんとなく疲れた」「イライラする」といった漠然とした気持ちのままでは、どう対応すればいいのか分かりづらいですよね。
そこで、まずはストレスの原因や状態を「言葉」や「記録」として見える形にすることで、冷静に受け止めることができます。具体的には以下のような方法があります。
- 日記やメモに書き出す(「今日はこんなことで疲れた」「この瞬間イライラした」など)
- ストレス度チェックを試してみる(簡単なチェックリストを活用する)
- 友人や家族と話してみる(言葉にして話すことで整理される)
これらの方法を活用すると、「ああ、私は〇〇が原因でストレスを感じているんだ」と気づきやすくなり、それに対する対応策も見えてきます。
具体的なストレス軽減法
ストレスの原因が見えてきたら、次はどう軽減するかを考えてみましょう。
おすすめの方法をいくつか紹介します。
①「今すぐできること」を決める
ストレスが溜まると「どうにかしなきゃ」と思うものの、何から始めればいいかわからず、余計に焦ることもあります。
そんな時は「今すぐできる小さなこと」にフォーカスしましょう。
たとえば、「コーヒーを飲む」「深呼吸をする」「5分だけ休憩する」など、簡単なことから始めることで、気持ちが少し軽くなります。
②「頑張りすぎなくてもいい」と思う
子育てをしていると、「ちゃんとしなくちゃ」「子どものために頑張らなきゃ」とプレッシャーを感じることもあります。
しかし、親も一人の人間。
完璧でなくてもいいのです。
「今日はこれだけできたからOK!」と、自分を肯定する気持ちを持つことが、ストレス軽減につながります。
③「好きなことをする時間」を確保する
毎日忙しいと、つい「自分の時間」を後回しにしてしまいがち。
でもほんの10分でも、自分の好きなことをする時間があると、気分転換になります。
本を読む、好きな音楽を聴く、ストレッチをするなど、気軽にできることを取り入れてみましょう。
最後に
新年度が始まり、親も子も環境の変化に追われる時期。
そんな中でストレスを感じるのは自然なことです。
だからこそ、「見える化」して整理し、少しずつ気持ちを軽くしていくことが大切。
日々の中で、自分の気持ちと向き合いながら、無理なくできるストレス対策を取り入れてみてくださいね。
少しずつでも、心がラクになれますように。

