ゴールデンウィーク(GW)は、子どもにとっても祖父母にとっても楽しみな期間です。
久しぶりの再会に、おじいちゃん・おばあちゃんはつい「好きなものを食べていいよ!」「ゲームをたくさんしても大丈夫!」と、普段のルールを忘れてしまうことも…。
そんなとき、パパママとしてどう対応すればいいのでしょう?
1. 祖父母の気持ちを理解する
まず、祖父母は「孫に喜んでほしい」「楽しい時間を過ごさせたい」と心から思っています。
その気持ちはとてもありがたいもの。
ただ、甘やかしすぎることで日常の習慣が崩れてしまうのは困りものですね。
まずは「孫をかわいがりたい」という気持ちを受け止めたうえで、冷静に話をすることが大切です。
2. 事前にルールを共有する
GWが始まる前に「普段の生活リズムを大きく崩さないようにしたい」と伝えておきましょう。
例えば、「お菓子はこの時間に食べる」「ゲームは何時間まで」とルールを決めておくことで、祖父母も配慮しやすくなります。
また、「このルールは子どもにとって大事なんです」と理由も伝えることで納得してもらいやすくなります。
3. 子どもと祖父母の間に入って調整する
実際にGWが始まり、祖父母が子どもに「好きなだけゲームしていいよ」と言ったとき、子どもが「やった!」と喜んでしまうことも。
そんなときは、「楽しむのはいいことだけど、約束した時間だけにしようね」と優しく声をかけるのがポイント。
祖父母には「〇〇の健康を考えて、こういうルールにしているんです」と再度伝えることで、理解を促せます。
4. 祖父母にも役割をお願いする
例えば「おじいちゃんと一緒に外で遊ぼう」「おばあちゃんの得意な料理を教えてもらおう」など、祖父母と協力できる時間を作るのも手です。
孫との関わりを「甘やかすこと」だけでなく「一緒に学び・楽しむこと」にシフトすることで、有意義な時間になります。
5. 無理せず柔軟に対応する
「甘やかしすぎは困る」と思う一方、GWの特別な時間を大切にすることも重要です。
すべて厳しく制限するのではなく、少しルールを緩める部分も持つことで、祖父母と子どもが楽しく過ごしやすくなります。
「今回は特別に○○をOKにするけれど、その代わり△△は守ろうね」とバランスをとるのも一つの方法です。
さいごに
祖父母が孫を甘やかしてしまうのは「愛情の証」でもあります。
大切なのは、親としての価値観を押し付けるのではなく、祖父母と協力して子どもの健やかな成長を支えること。
事前の話し合いや柔軟な対応を取り入れながら、楽しいGWをお過ごしください。

