30代男性の主人公が死んだ3年後に生き返るという設定の長編小説。

なぜ生き返ったのかは分からない。そして生き返った時、自分がなぜ「死んでしまった」のかが分からなかった。


彼の死因は「自殺」だった。しかし彼には動機に心当たりが無く、死ぬ直前の時間は「空白」で、何も思い出せない。


彼は動機を探すために旅をする。自分がどのように「生きた」のか、そしてこれからどのように「生きる」のか。彼の「生きた」軌跡が描かれている…。


順風満帆な生活を送っていたはずの主人公がなぜ「自殺」をしてしまったのか。「自殺」をしてしまった自分の弱さにどのように向き合うのかが見所のひとつだ。


失ってから初めて気付く「大事なもの」が世の中には沢山ありすぎて、たまに息が詰まるような感覚を覚える。

自分の弱さに耐え切れなかった結果のひとつが「自殺」なのだろうか。


自分の弱さを実感している人、これからが見えずに焦りを感じている人に是非お勧めしたい。