古事記1300年・出雲大社大遷宮特別展覧会「大出雲展」その4



野見宿禰をはじめとする伝承が、現実味を帯びたものとなった理由は、出雲から大量の埴輪が出土したことによります。



記紀には、野見宿禰は殉死の変わりに埴輪を置くことを垂仁天皇に進言し、それを果たすために、出雲から埴輪を作る人々を呼んだとあります。

そして、その人々は大和に住み着きます。

野見宿禰は埴輪を用いて葬儀を行うことで功をなしたので、天皇より「土師」という姓を頂きます。

土師は「はじ」と読みます。

土は「はに」と言われたので、「はにし」の音が詰まったものでしょう。



この土師を出雲から大和に招いて、巨大古墳を埴輪で飾り立てたということですが、従来、それは伝説であって、出雲から呼んだわけではないと思われていました。

しかし、大和の土師の作品と同じほどの完成度が高い埴輪が出雲から発掘されるという事件がありました!

さらには、国内最大の力士像まで出てきたのです!

裸でまわしを付けた姿の像が、その当時からあったということで、日本の国技である相撲の歴史的古さにも驚きますが、力士の元祖と言えばやはり野見宿禰、出雲との関係が強まります!



大出雲展の出品物に『播磨国風土記』がありました。

現存する風土記は5つありますが、その最古のものが播磨国のものであり、国宝指定というありがたい勲章を持っています!

この中に能見宿禰についての記述が見られ、出雲と大和とを往来しており、その道中で病に倒れ、墓が播磨国揖保郡立野(現在の兵庫県たつの市)に埋葬したとあります。

これはとても興味深いことなのです。



古代、吉備といわれる一帯は、出雲や大和に匹敵するほどの実権を持った勢力が存在していたことは、学術的に分かっています。

実は、前方後円墳が最初に作られたのは吉備でした。

また、埴輪の全身である焼き物が作られたのも吉備でした。

また、吉備は優れた精錬技術を持っていたので、製鉄や土木など先進技術を大陸から導入したことが予想されます。

地方の豪族たちが巨大な技術力を持つと、中央で権力を掌握しようとする立場のものは、面白くありません。

場合によっては、圧力を加えたり、威嚇したりしなくてはならないかも知れません。

そう言えば、吉備といえば「きび団子」。

桃太郎は鬼を成敗するため、きび団子を腰にぶら下げて旅に出ます。

桃太郎は単なるおとぎ話ではないのかも知れません!!



最後に、野見宿禰の末裔である土師氏は代々天皇の葬儀を司ることになります。



つづく




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