RB26プレシャスPKG
(プレシャスパッケージ)
現時点で 相当数の
ユーザーに 渡っている
この エンジンメニューを
色々な ケースを ベースに
不定期で アップしていきたいと
思っています (^_^)
まず 今回は・・
SSCT走行会にて
エンジンブローを してしまった
BNR34GTR(標準車)
レッカーにて
富士スピードウエイから
モータースポーツ室に
搬入されました
この Rに 積まれていたのは
なんと・・
ニスモ
ファインスペックファイナルエディション
そうです
あの
数量限定の 珠玉のエンジンでした (涙)
いいですか
ファインスペック 積んでる お父さん
ファインスペックでも
エンジンは ブローするんです o(TωT )
早速 エンジンが 降ろされ
修理可能か 判定すべく
東名パワードへ 搬入しました
損傷箇所の 目星は
ある程度 ついておりましたが
その影響が
どこまでなのかが
非常に 気になる 部分でした
修理可能なのか
はたまた このまま 破棄となるのか
東名パワードにて
エンジンが 分解されて いきます
ファイナルエディションだけ あって
エンジンの 各部位は
新品に近い 状態に 見えます
損傷の 原因は
オーバーレブによる もので
(エンジン回転数を 上げ過ぎる事)
メタル部位に
不具合が出ているで あろうと
予測されていました
オイルパンを はぐると
メタルの 破片が
エンジン内部に 拡散
5番の コンロッドメタルが焼き付き
焼き付く事で
ガタも 出ますので
ピストンや シリンダーヘッドにも
影響が 出てしまいます
ここで 幸いだったのが
ファイナルエディションと いう事で
まだ エンジン内部が 新品に近かった事
その為
損傷部位だけの 修理を する事で
最低限での 修理が可能でした
基本的に
エンジン修理という 形にして
最低限の 予算にて 修理を行い
プレシャスパッケージの 手法を使い
オーバーホールを する事となりました
再使用不能で あった
クランクシャフトも 新品で 手に入り
まだまだ 新品に近い
N1ピストンは 5番のみ 新品にして
ピストンリングは 再使用します
そして
いよいよ 待ちに待った
オーバーホールも 完成し
東名パワードから
ファインスペック改 プレシャスPKG が
搬入されました ヾ(@^▽^@)ノ
損傷は
エンジン内部のみ だった為
タービンや 補機類は
しっかりと 清掃する事で
再使用できました
ファインスペック搭載時
あらかた
パーツの リフレッシュを しておいたので
こうした部分も
結果的には 良かったと思います
オイルクーラーは
メタルの 破片が回っていると
すぐに トラブルとなる 為
交換できる部位は 交換します
待ち焦がれた
BNR34の 車体に 積まれていく
ファインスペック プレシャスPKG
そして 完成!!
外観的な 変化は ありませんが
きちんとした
修理が なされた エンジンは
今まで 以上の チカラ強さで
アイドリングを していました (^∇^)
2002 BNR34GT-R TWIN TURBO 4WD
NISMO FINE SPEC TUNE by TOMEI
PRINCE TOKYO/PRECIOUS PKG Ver.
エンジン修理完成後
しっかりと 慣らしを 行い
同じく
プレシャスPKG を 駆る
SSCTの 先輩から
走り方の 注意を 教えて貰いながら
SSCT走行会にて
シェイクダウンを しました
N1ベースベースエンジンだから
壊れないなどは 無くて
ファインスペックだから 壊れない
そんな 事も ありません
非日常な 加速力や 速度を
いとも 簡単に 味わえる
RB26エンジンは
その速度域に おいて
ドライバーにも 資質を 求めます
その 加速力に 酔いしれるのでは なく
その 加速力や パワーを
コントロールする 冷静さや テクニック
誰もが 乗れるのが GTRでは なく
乗り手を 選ぶのが GTRです
それは 初代GTRから
現代の GTRに いたるまで
変わることなく 流れ続ける
本質でも あります
珠玉の エンジンを
ブローさせてしまった その心は
人には 言えない位の
ショックな出来事だったと 思います
しかし こうして
プレシャス改として 復活した事で
R乗りとして
更に 深い領域まで
行けた事も 事実です
その経験に 見合った
R乗りとして
これからも
どんどん 上手になって下さいね (^∇^)