前回の続き「イライラの本質」
イライラしたら怒って下さい。
ただし、「ごめんね」と言えたらとお伝えしました。
中には、子どもに「ごめんね」とは言えないという方もいました。
親だって間違えるのです。親としては、初心者ですから・・・
二人目という方もいるかも知れませんが、子どもによって育て方は違うので、
やはり初心者です。
子どもにとっては、恐怖の呪文があります。
「ごめんで済むなら警察はいらない」
「友達100人できるかな」
※「友達の本質」は後日書きます。
「言い訳をしてはダメ」
※「言い訳の本質」は後日書きます。
失敗して、「ごめん」と言っても許してもらえない時、
子どもはどうすればいいのでしょうか?
失敗できないと、どうしていろんなことにチャレンジしようと考えるでしょうか。
ノーベル賞受賞者の「大村 智」氏があるインタビューに答えて次のように語っています。
若い学生たちに伝えたいことを聞かれると、「いろいろやりたいことはあると思うが、失敗してもいいからやっていこうという気持ち。成功した人はあまり失敗のことをいわないけれど、3倍も失敗している。人よりも何倍もへましていると思うが、そういう中から成功が出てくる。とにかく失敗を繰り返してやりたいことをやりなさいと言いたい」と話しました。
実はノーベル賞を受賞する発見は失敗から生まれています。
・田中 耕一(2002年 ノーベル化学賞):間違った試料を混ぜてしまったが、捨てるのは勿体ないと思ってテストしたら、目的のタンパク質の質量解析ができていた。
・白川 英樹(2000年 ノーベル化学賞):韓国人留学生が指示を間違えて1000倍の濃度で実験。「失敗した」ともって来た生成物の価値を見抜いて、実験を続け、「高伝導性プラスティック」への発見へとつながった。
・江崎 玲於奈(1973年 ノーベル物理学賞):不純物の濃度を上げる実験をスタッフにさせていた。「失敗しました」と出してきた非常識なデータ(不純物を増やすと電気がより通る)を探究して「トンネル効果」を発見。
「失敗」に起因する大発見・大発明の例は、枚挙にいとまがありません。
子どもが失敗しないように、先回りしないで
子ども失敗したら「ノーベル賞かも」と考えてみてはいかがです。
ただし、「失敗」をそのままにしないで、
「失敗」から何を学ぶかが大切です。




