3月に入り暖ったり、寒く雪がちらついたりと不安定な天気が続いています。その中でも少しづつ春の花が咲き始めました。原でも菜の花、ふきのとう、水仙…などなど楽しみが増えました。

 

 最近古民家を利用した和食のお店に行ったところ,久しぶり雛飾りが飾ってあり懐かしく素敵でした。

その隣につるし飾りがありました。お店の人に教えてもらったところ昔はひな人形は高価なため一般家庭では手に入れること困難でした。そこでお母さんやおばあちゃん、叔母さんから近所の大人たちが子供の成長を願って小さな人形・花・遊び道具を作り飾ったそうです。なかにはかわいらしい人形の三番叟(さんばそう)は長寿、五穀豊穣の神様で、子供が長生きと食べ物に困らないようにとの願いがこもって作られています。他の人形も大人たちのいろいろな思いを込めて作ったんだと思うと、ひな人形と違った素晴らしさがあるんだと感じました。

 

  きらら摂津峡