九谷の花をさかせましょうinTAKANNDO | チームリアルこまつオフィシャルブログ

九谷の花をさかせましょうinTAKANNDO

9月23日(金・祝)

前日までの天気がウソのような秋晴れ晴れ

やっぱり「へーゼーコーゼー」の行いやねぇ~。

もちろん私ではなく皆さんの行いですよ~。

今日は「九谷の花をさかせましょうinTAKANDO」の開催日です。

それでは、はじまりはじまり~。


集合場所の小松駅に予定通り集合完了。

受付・挨拶を済ませ早速1軒目の陶房「陶窯田村」へ向かいます。

パット見の外観は洒落た「蕎麦屋」?と思わせるような雰囲気で

暖簾をくぐるとそこに田村星都さんが笑顔でお出迎え下さいましたニコニコ


こちらの陶房は九谷焼で唯一の毛筆細字を行っていて、

現在4代目を星都さんが継いでおります。

ギャラリーには星都さんの作品が展示してあり、

写真奥のお座敷には3代目の父・敬星さんの作品が展示されてあります。


「毛筆細字ってどんなんや?」って方に簡単に説明しますと、

虫眼鏡でみないと読めないような文字を数センチ四方の構図の中に

数百文字の和歌をキチッと書き込むといった気の遠くなるような技です。

で、現在はこのお二人しかこの技法を使いこなせる方はいない。

ということです。


比べて拝見すると、やはり星都さんの字は確りした中に

女性らしいやわらかさが伺えます。あくまで私感です。

作品の写真をお見せしようと思いましたが、

現物を目見ないとこの凄さは伝わりませんのでやめときますにひひ

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この写真は「こんな風に書いているんですよ~」って

ポーズを取っているところです。

んで、お気づきでしょうか。彼女は左利きなのですよビックリマーク

右利きの方には分からないでしょうが、毛筆を左で書くのは大変です。

一般的な書道で「止め」とか「はね」とか「書き始めの筆を置くとき」とか

すべて動きが逆になって書けません叫び私も左利きだから分かります。

それを左で書き、それも細筆という特殊な技法で書くなんて凄いです。


そして、細字の可能性を追求している感性・センスもスゴイんですよ。

機会があれば皆さんに、

作品ウミウシのお話なども教えて差し上げたいですねぇにひひ

そろそろ時間ですので「陶窯田村」後にしたいと思います。

星都さんとはまた後ほど・・・。




さぁ、2軒目に訪れる窯元は「錦山窯」

九谷焼釉裏金彩の技法で重要無形文化財に認定されている

吉田美統先生の窯元です。

皆さん緊張の面持ちと期待感いっぱいアップで陶房に入っていきます。


残念ながらこの日は美統先生はご不在でしたが、

この道40~50年余の大ベテランの職人さんがお仕事をされていました。

しばらくの間じ~っと拝見していましたが、

下書きもない器に一筆一筆ピタッと置くごとに金の文様が

次々と現れてくるのです。圧巻でしたビックリマーク

幾重もの細かい工程を手描きで行っているため、

大ベテランの職人さんといえども一日に出来る数はわずかなものです。

正直欲しくなりましたドキドキ
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さてさて、写真中央で説明されている方が、

4代目吉田幸央さんの奥様るみこさんです。

るみこさんも作家としてご活躍されており、4代幸央さんと共に、

この技法を更に現代に生きる技へと昇華させているのです。


ギャラリーへ案内され、まず「おぉー!」クラッカーという歓声が。

「え?九谷焼?」と思ってしまうような幸央さんの作品がずらりと並んでます。

どこか欧州の雰囲気が漂う素敵な作品たちです。

作品を見てるうちに、この大皿で「カルパッチョ」を、

楕円形の器には「ムサカ」か「グラタン・レジェ」を、

逆円錐形の器に氷をどっさり入れ、

「シャンパン」&「白ワイン」&「大吟醸」を。

なぁ~んて妄想が・・・・・叫び

こんな器でホームパーチーカクテルグラス出来たらいいですね。


奥へ進むと、るみこさんの作品がお出迎え。

エキゾチックな中に九谷の伝統が散りばめられていて、

女性なら小物入れにアクセサリーなど大切なものを、

ドーナッツ型のペンダントを付け着飾ってお出かけ。

なんて、またまた妄想が・・・・・叫び
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そして極めつけは、美統先生の釉裏金彩作品が存分に楽しめます。


ちなみに、幸央さんるみこさんの作品も

皆さんにも妄想をしていただきたいので、写真は載せませんねにひひ

是非とも、現物を目ご覧になってくださいグッド!

ある参加者の方は「ここから帰りたくない~」って言ってました。

が、次の予定がありますからこの辺りで失礼します。

るみこさんとはまた後ほど。




最後に訪れる陶房は「竹隆窯」です。

こちらの窯はまず何といっても建物がスゴイ!


初代の北村隆さんが富山県利賀村から築250年余の

念仏道場を移築したもので、屋内には小松城の茶室もあるのです。

さらには一枚板の襖や床板、弁柄壁の床の間、小松城の襖

東大寺の故・清水公照さんの描かれた襖絵などなど、

見ところ沢山の異次元空間に飛び込んだようです。


そしてこれらのすべてを歯切れの良い言葉で説明くださったのが、

2代目の北村和義さんです。
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皆さん上を向いていますが、

天井が清水公照さん直筆の陶板で出来ているそうです。


2階の展示場はさんの代名詞でもある「北前船」作品や、

和義さんのアソビ心溢れる作品、伝統と未来を融合させた作品が

所狭しと並び、建物に負けないくらいの迫力です。


ちなみに「吉田屋窯」の作品も拝見させていただきました。

価格は「ん○万円」だそうです。ご想像にお任せします。


見所満載で皆さん時間も忘れそうになってたのですが、

これから「絵付け体験」を行うのですよ。

「吉田屋窯」に負けないくらいの名品を・・・・。

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っていうことで、和義さんから説明を受けております。

もちろん道具や絵の具はプロ仕様で和義さん

普段使っているものを使わせていただきます。

おまけにご好意で、お皿とお茶碗の二つに絵付け出来るのです。
これが吉と出るか、凶と出るか・・・・・。


集中すると時間の経つのも早く、予定時間を軽くオーバー!

皆さんは真剣メラメラに筆を走らせ、私は時間が気になり気持ちを走らせますガーンあせる

なんとか完成グッド!できて、歓声クラッカーが上がったとか上がらなかったとか。

皆さんの作品が出来上がったらお披露目しますね。

おたのしみに~にひひ

さぁ、最終目的地へ。和義さん、後ほどまた。




お隣野田町の「神泉」でお馴染みの蔵元「東酒造」に到着。

社長自らお出迎えくださり、蔵案内もいただきました。

この時期は「造り」は行っていないのですが、

麹のあま~い香りが蔵に漂っていますニコニコ

そして、立ち並ぶタンクの中には熟成中の「銘酒・神泉」がいるのです。


150年余の歴史をもつ「東酒造」の蔵は、

地元・観音下の石を積み上げて造られており、

酒蔵・住居の十二棟が国登録有形文化財に指定されています。
そのひとつでもある数奇屋の座敷へと場所を移します。


門をくぐると苔の緑が眩しい素晴らしい庭が出迎えてくれます。

一同、見惚れる恋の矢ばかりです。そして我に返り写真カメラを撮り捲くるのです。

時間も少し押しているので、促し座敷に上がると、また溜息が。

座敷から眺める庭は一段と素晴らしいのです!!


少し傾き始めた陽を背に、ひとりの和服美人が登場です。

篠笛奏者藤舎秀志さんです。

長唄笛方藤舎流名取で、篠笛奏者としては勿論のこと、

指導者としても活躍されています。

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秀志さんがひとつ奏でると、

スゥ~っとぐぅぐぅ気持ちが落ち着いてニコニコ聞き入ってしまいます。

語りも優しくて心地良く、庭とのマッチングも最高です。

とても小松に居るとは思えません。

聞き覚えのある曲なども交えの演奏会、至福の時を過ごせましたグッド!

また是非とも、ご縁を頂戴したいです合格


そしていよいよ田村星都さん吉田るみこさん北村和義さん

お三方も合流して、クライマックスの宴席のはじまりです。


まず始めに、今回訪れた窯元・作家さんの「杯」or「ぐい飲み」

皆さんに選んでいただきます。

ケンカしないようにくじ引きで選び、桐箱から開ける瞬間がとても楽しみです。

あちらこちらから「わ~!」とか「きゃ~!」とかそれはもう大騒ぎです。

今回の企画のために各作家さんたちが作り上げてくださった作品です。

その卸し立ての逸品で「神泉」をいただくのです。も~最高~でーすアップグッド!


お酒は、3代・徳田八十吉先生とのコラボ作品の大吟醸「太初」、

小松産コシヒカリで造られた「蛍舞」、「神泉大吟醸」、

そして、九谷焼の会にピッタリの純米酒「九谷の里」などを

ご用意いただき、皆さんご満悦の様子。


そして宴席に欠かせないお料理は安宅の「長沖」さんに

これまた今回の為の特別仕出し弁当を作っていただきました。

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長沖名物「カニの甲羅揚げ」にはじまり、お造り、カモ、秋刀魚、

松茸ごはんなど秋の味覚が満載です。

どれから箸を付けようか迷うほどのメニューです。


これだけの要素が合わさって宴がロケット盛り上がらない筈も無く、

作家さんとキスマーク話し込んだり、初対面の参加者同士で盛り上がったりアップと、

あちらこちらでチューリップ赤話に花チューリップ赤がさいています合格


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お酒もお酒進み、お腹も満たされご機嫌さん状態です。

そして気が付けば、当然予定の時刻をかなり過ぎており叫び

御開きと相成るわけでした。



この様な体験企画を通して、

地元の素晴らしいものをお伝えさせていただき、

参加された皆さんが、訪れた窯元や酒蔵のファンとなり、

消費・購売へと繋がるキッカケになれば良いと思っておりますチョキ


今回の企画にご協力くださった皆様、誠にありがとうございます。

今後は、この企画を発展させたものを行いたいと思いますひらめき電球


大変な長文になってしまい、同じイベントを繰り返してやった感があります。

最後までお付き合いありがとうございます。




余談ですが、先日この内容を一度アップしようとして、

書き上げる寸前で操作ミスから白紙になった経緯があり、

この企画3回やった感の私です汗ガーンあせる


それではまた。 TRK舟津