第四回ボランティア養成講座報告

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   土曜日、金沢市ふらっと・ホームにて四回目のボランティア養成講座が実施されました😄

   今回のテーマは「子供の貧困」
   講師は、金沢大学の松田洋介先生です。

   「貧困」とは、貧しさや格差とは違う「あってはならない状況」のことと定義付けた上で、では、子供にとってあってはならない状況とはどんな状況かを考えてみました。

   日本と外国のアンケートを比べてみると子供に必要不可欠と思われるものは、国によって大きな差があることがわかり、外国と比べると、日本の貧困概念は相当厳しいことがわかりました。

   つまり、外国では貧困と判断される状況でも、日本では貧困とは思われないことが多いということです。

   実際に、生活保護水準家庭なのに生活保護を受給せずに、働きながら子育てし、やがて体を壊し、生活保護を受給せざるを得なくなる時にはすでに見も心も疲れはて、受給期間が長引くケースも多々あるそうです。

   貧困概念の厳しさ、貧困家庭への社会の目の厳しさ、ケア不足、生活保護などの福祉を利用することへの引け目、こうしたものによって、貧困家庭を担う親たちは、相当に追い込まれた状況を生きているのが現状です。

    また色々な理由から、貧困家庭の子供は学校に馴染めなくなることも多く、現在は学校以外で子供を大人に育ててくれる場がないことも問題であり、貧困家庭の親や子が孤立しないためにも、学校と家庭の間にある居場所作りが重要とのお話でした。

   まずは一人一人が、「貧困」とはなにかを考えること、子供が大人になるために必要不可欠なものは一体なにかということを、自分の問題として真摯にとらえることが、子供の貧困問題を考える第一歩になると思いました。