支え手インタビュー第2弾!
今回は3/8(土)第6回ソーシャルサポート力養成講座にお越しいただいた
高木大輔さんにインタビューさせていただきました。
高木さんはすでに心理の勉強を深くされている方だったようです。
そんな高木さんがなぜLight Ring.に参加したのか、
何を学んだのか、お聴きしてみました。
(今回は、質疑応答の形式で書いてみたいと思います!)
1.悩んでいる相手とはどのような関係ですか?
2~3回しか会ってない人から
電話していい?と聴かれることもあるので、
人数を伝えるのは難しいですが、明確には2人います。友達です。
長くつき合っている人と最近出会った人です。
LINEや電話で話を聴くというよりはコミュニケーションを取っているという感じです。
2.具体的にどのような支えをしていますか?
一人は会えない距離にいる長い付き合いの友人です。
facebookでたまにコメントしたり、コメント返したりする。
1週間に1回以上はLINEから報告などあるのでやりとりしています。
悩みの渦中にいる方で自責が過多で
仕事場の人間関係が上手くいっていない様子を受けます。
一人は女性。趣味の繋がりで仲良くなった子です。
自分の抱えてる悩みを誰にも話せない性格のため、
どんな話も受け入れていた自分にだけ頼られて苦しくなってしまったことがありました。
今は少し距離を離して、相手からたまにLINEなどから連絡があれば返すようにしています。自分から連絡はしていません。
3.身近な人の苦しみを支える際に、意識していることは何ですか?
支える時の意識というか、ひと付き合い全般のスタンスとしては、
嫌われてもいいから自分を出すようにしています。
わかりあえないし人間関係は面倒であるというのを前提にして、
お互いが対等で意見が言いやすくなるようにつき合っています。
自分が悩みやすいので悩む力を誰かの役に立てたい。
元々、常に考えてしまうクセが有って、
人間関係で失敗することが多くあったから(いじめ、人見知り)、
その経験が誰かの役に立てたらいいと思っています。
荒療治でいろんな人に会い続けたら、ひととなじむことが苦じゃなくなりました。
自分のひととのつき合い方のスタンスや支えの枠は、
しっかり決まっていると思っています。
4.周囲の人を支えるとき、具体的にどのようなことによく困りますか?(困ったことがありますか)
コミュニケーションしていても相手が意図と異なる捉え方をしてしまったり、
つききっきりで何かしてあげないと駄目なのかなと思ったりすることがあります。
なかなか動けないところにもどかしさを感じます。
伝えたいことを理解してくれているけど
動けない相手にやきもきすることがあります。
相手はネットワークを駆使した繋がりをつくることが薄いので
コミュニティが限定されている所に苦しさがあると思っています。
もっとITを使えばコミュニケーションできる場が増えたり、
人付きあいの練習に向かうきっかけになったりするのにと思うこともあります。
だから、自分は居場所をキーワードにした支えができたらと考えています。
5.依存させるのはよくないと仰っていましたが、
悩んでいる相手はどのような状態になることが良いと思いますか
(どうなったら「良くなった」と言えると考えていますか)?
思い悩んで動けてない状態から脱する事。
こうしたらいいかなとか考えてるけど、
自分のせいだと思い込んで動けていない様子が見えます。
職場=社会になっているので
考え方を広げるためにも、
生きやすい多様な考え方に触れるキッカケの居場所を
届けられたらと思っています。
facebookで楽しい更新をするのも、
悩んでいる友達に楽しいことや
広い社会を見せられたらいいなと思っているところも実はあったりします。
すごく偉そうかもしれませんが…苦笑。
自分のせいだけで苦しいわけじゃないと思ってもらいたいんです。
ホームレス芸人としてホームレス生活している方がいるのですが、
普通に見たらそんな辛そうな状況でも明るく生きている方もいるんですよね。
言い方が適切かわからないけど、
自分よりもうまくいっていない人がいると、それが時に支えになったりもするから、
そういうホームレス芸人のような方にあって
辛くても明るく生きれると思ってほしいなと考えています。
考え方次第で、幸せに明るく生きれるものだと思っています。
5.Light Ring.のソーシャルサポート力養成講座に参加した動機を教えてください
自分がゆくゆくは予防をやりたくてどういうことをやっているか興味がありました。
参加してみて、支えを違った視点から捉えることができるかなと思いました。
6.具体的にどのような点が役に立ちましたか?
①セルフケア
思考整理の客観的に自分の支えを捉えられるツール。
身近な人の支えを考える際に、漠然と考えることが多いので
第3者視点で支える方法に気付けるツールがほしいと思いました。
④専門機関を活用するSST
自分にない視点でした。
新しい観点が学べたがどう伝えるかは未だに課題だと思っています。
7.これからの高木さんの予防の方向性はどのようなものですか?
自分は、予防の方法を広めていくために、
ストレス発散していく場をつくりたいと考えています。
①アートセラピー(バウムテストの読み方、
自分の内面を客観的に見直すツールを楽しめるように提供したい)
②アロマ
③運動など
お話いただいて、本当にありがとうございました。
セルフケアの面で、予防の観点から
ご協力していけることがあれば非常に嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
もし、支えに悩んだときは良かったらいつでもLight Ring.も頼ってください。
お待ちしています(^^)