おはようございます。
道端で「リサイクルの日」という看板を見かけ、「じゃあ、リサイクルしちゃう?」と昨日妙にテンションが上がったもの、特に何もリサイクルできるものを持っていなかった齋藤です。
さて。
今日は、「親御さんに役立つ福祉制度や助成金の情報を解説する」というテーマにお話ししたいと思います。テーマが大きいので、就学したお子様をもつベテランさんにではなく、あくまで「なんにもわからない」というビギナーさんに向けた内容でお届けします。
日々のケアに加えて、福祉制度や助成金の情報を集めるのは大変ですよね。「申請の仕方がわからない…」「どんな補助が受けられるの?」そんな疑問にお答えします!
1. 重症心身障害児のご家庭が利用できる福祉制度
① 障害児福祉サービス
お子さんの成長や日々の生活を支えるために、以下のような福祉サービスが提供されています。
- 居宅介護(ホームヘルプ): 介護スタッフが自宅を訪問し、食事や入浴などの日常生活のサポートをする。
- 短期入所(ショートステイ): 施設での一時的な預かりが可能。親御さんのレスパイト(休息)にも活用できる。
- 訪問入浴サービス: 在宅で入浴が難しいお子さん向けのサービスです。
重症心身障害児は医療費の負担が大きくなりがちですが、以下の制度を活用することで負担軽減が可能です。
- 自立支援医療(育成医療): 医療費の自己負担が軽減される制度。対象疾患がある場合に適用。
- 重度障害者医療費助成: 自治体によっては、医療費を全額または一部助成する制度を実施。
各自治体によって細かい条件が違うので、市役所や福祉事務所に問い合わせてみましょう。
最終そうなっちゃうんですよね。なんでこうも地域差あるんでしょうね。
2. 生活費や介護費をサポートする補助金
① 特別児童扶養手当
重度の障害を持つ子どもの親が受けられる手当で、対象者には以下の金額が支給されます(2024年度基準)。
- 1級(重度障害): 月額約52,000円
- 2級(中度障害): 月額約34,000円
手続きには、医師の診断書や障害の程度を証明する書類が必要です。
② 障害児福祉手当
日常生活で常に介護を必要とする重症心身障害児向けの手当。
- 月額 約15,000円(年3回支給)
収入による制限があるため、詳しくは自治体窓口で確認しましょう。
③ 介護保険の福祉用具貸与・購入助成
18歳以上が対象の介護保険制度ですが、自治体によっては18歳未満でも「福祉用具貸与」や「住宅改修助成」が利用できるケースがあります。
- 車いす、特殊ベッド、歩行器のレンタル
- 自宅のバリアフリー改修補助(手すり設置、段差解消)
3. 親御さんの負担を軽減する支援策
① 家族支援プログラム
親御さんの心のケアも大切です。各自治体では、以下のような家族支援プログラムを実施しています。
- ピアサポート: 同じ境遇の親同士が情報交換や相談ができる場。
- レスパイトケア: 一時的にお子さんを預かることで、親御さんの休息を確保。
- 育児相談・カウンセリング: 専門家によるサポート。
親御さん自身が仕事と介護を両立しやすいように、
- 在宅ワークの支援制度
- 障害者雇用促進の特例措置
といった支援策が用意されています。
まとめ:まずは自治体の窓口へ相談を!
今回ご紹介したように、重症心身障害児のご家庭にはさまざまな福祉制度や補助金が整備されています。ただし、自治体によって内容が異なる場合があるため、まずはお住まいの自治体の福祉窓口に相談してみましょう。
今日できるスモールステップ: ✅ 近くの市役所や福祉事務所に問い合わせる ✅ 申請書類を確認し、必要なものを準備する ✅ 家族で利用できる支援サービスを調べる
福祉制度を上手に活用して、少しずつ日々の負担を軽減していきましょう!
全部一度に解決しようとせず、少しずつ前に進んでいきましょう。
以上でーす。