二度と食べれないが、生涯で一番好きだった食事メニューは、間違いなく、沖縄市にあったニューヨークレストランのCランチです。


私が高校生の頃、親戚のおじさんの店ニューヨークレストランに行くといつも誰も客はいなかった。パークアベニューが出来て、車が路駐出来なくなり客が減ったと言ってた。しかし、時代が円高ドル安で、アメリカ軍の兵士達が基地内、基地外でもステーキを食べなかったのも、大きく影響していると思います。


それにしても、あのCランチ、トンカツにウィンナー、サラダ、ご飯とワンプレートに全てのっていて、あのトンカツとケチャップの相性は格別でした。


一つ懐かしいエピソードがあります。


ニューヨークレストランには、父親が月1回は連れて行ってくれた。私は、必ずCランチを食べていた。そして、ある時、社会人になり、沖縄市池原にあったニューヨークという名のステーキ店に一度だけ仕事の合間に行った事がある。時間はないが、どうしてもあのニューヨークレストランの味が食べたかった。だから、私は迷わず、ここでもCランチを頼みました。


そこで食べたCランチのトンカツを食べてびっくりした🫢。ニューヨークレストランの味がした。思わず、店員を呼んで誰が作ったのか聞いたくらいです。そしたら、ニューヨークレストランの親戚のおじさんが作っていた。私達が知らない間に店を閉めたらしい。バイトしてるんだと言ってた。あれから一度も会っていない。


私の最後の晩餐は、あのCランチのトンカツにおいて他にありません。