こんにちは、望クリニック副院長・AKA-博田法指導医の住田憲祐です。

 

2020年4月7日に初めて緊急事態宣言が発令(5月25日に解除)されて約1年が経ちます。

 

巣ごもり自粛と言われるように、極端に外出が減った方、在宅勤務に変わった方等、生活様式が変わった方も多いことでしょう。

         

当院の患者さんだと、ご高齢の方は自宅で座ってテレビを見ている時間が増えたということを聞きます。

会社員の方では、在宅勤務に移行した結果、通勤せずに楽になったという方もいらっしゃる一方で、自宅で仕事をするようになり、腰痛や肩こりが増えたという方もいらっしゃいます。

自宅は仕事をする仕様になっていないため、机やイスが合わず発症する方、通勤時間の分も仕事をして公私の区別が曖昧になり、負担が増えている方もいらっしゃいます。

         

東京医科大学公衆衛生学分野の福島教照講師らによると、在宅勤務では、職場勤務に比べ、仕事中に座っている時間は1時間以上長く、身体を動かす時間は約30分間短くなっていることが分かりました。

 

当院の患者さんも、ご高齢の方、会社員の方共に座りっぱなしが増えた方が多いようです。

 

机やイスは好みも影響するため、明確な良し悪しの基準がありません。

ご自分が使用して楽なものがその方に合ったものです。

しかし、ご自分に合ったものでも、長時間座りっぱなしでいると腰痛や肩こりを生じます。

 

立っている姿勢の椎間板内圧(腰にかかる負担)を100とすると、座っている姿勢での負担は140と言われています。このように、座っている姿勢は腰への負担が大きく、仙腸関節にもよくないことが分かります。

 

つまり、この様な症状は仙腸関節の機能障害が原因のことが多いのです。

こまめに姿勢を変えたり、前後屈の体操(イラスト)をなさって下さい。

       

        

それでもつらい方は、午前と午後にそれぞれ1回20分位ずつ、横になる時間が取れると良いでしょう。

ご自宅にいらっしゃる時も予防は必要です。

くれぐれもお気を付けください。