ロイヤルバレエのレパートリーとして
舞台公演60周年を
記念して
ケネス・マクミランの
『ロミオとジュエット』が、
3月4日にコベントガーデンで公演を行ったと
報じられました
このニュースを聴いて
やはり
イギリス
シェークスピアの国は
文学とバレエ、そして
演劇は最先端を
行っているし
伝統を感じる
率直な感想です
そして
ローラ・モレラが監修した
この作品では
解釈をさらに深め
ダンサーにも作品にも
新鮮な仕上がりで
観客を魅了したとのこと
常に進化しているんだなあ〜
ロイヤルバレエは
伝統にあぐらをかいている
だけじゃない
ロミジュリ(『ロミオとジュエット』)の
舞台はイタリア
ネタバレを申しますと
物語自体は元々イタリアで
語られていた伝承だった物語をベースに
書かれたもののようです。
その理由は、
イギリス国内での
検閲、政治的圧力などが関係して
自由に表現できない。
その点、
海外が舞台であれば自由に
描くことができるという
状況にあったようです。
一方、イギリス国内では
演劇の発展と印刷技術の進化により
シェクスピアの作品は
多くの人に受け入れられ
市民は演劇を楽しみ
出版された作品も
広く読まれるようになったようです。
ところが
バレエはこの時代
まだ発展途上
シェクスピアとバレエの関係が
深まるのは
18世期から19世紀まで
時を待たなければなりません
しかし
シェークスピアの作品の持つ
物語性、幻想的世界観は
バレエの進化にうまくマッチしながら
共通点などがあり
素晴らしいバレエ作品を生み出します
さらに
忘れてならないのが
音楽との融合です
これらのすべてを
ロンドン市民が守り
育て
伝統として受け継がれ
多くの市民に愛され続けてきたのが
ロイヤルバレエ団
なのではないかと
私たちは
これらの伝統を受け継ぎ
次の世代にバトンタッチする
責任があるのだと
その意味で
ロイヤルバレエは
伝統と進化
市民に愛され続けるための努力を
継続して行っている。
だから
ロンドン市民に
愛され
育てられ
また
バレエを守っている
この市民からの
熱い思いを裏切らない
努力を惜しまない。
その姿勢と活動は
素晴らしいの言葉しかない
ロイヤルバレエが
ロンドン市民に
愛されているだけではなく
世界中から
評価され続けるのは
シェークスピアを生んだ
イギリスという
お国柄だけじゃなく
文学と演劇
そして
バレエが
うまく融合して
伝統を守りながら
常に新しいものに
挑戦し続けている
姿勢があるからではないかと
・・・・・。
思わず
独り
呟いていた。。
相模原のバレエ教室なら