出産でオペラ座の舞台18ケ月を休んで舞台に復帰する
復帰後の初めての舞台は「ライモンダ」
マタニティ姿で登場した
オーレリ・デュポン
そんなプライベートな姿まで
映し出した
ドキュメンタリー
「オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に」
この映像を見て
つくづく
どんな
スーパースターでも
やっぱり
人間なんだ
素顔は
私たち同じように
弱音を吐いたり
不安を語ったり
でも
違うのは
本番の舞台では
そんな様子を
微塵も見せず
完璧に
踊りを披露する
やっぱり
プロは違う
わたしの好きなダンサーの一人
パリオペラ座バレエ
エトワール
オーレリー・デュポン
彼女のドキュメンタリー映像は
12歳のバレエ学校のレッスン様子を
映し出す
その姿は
後の彼女の姿を予感させる
美しい姿だった
そして
長年の踊りのパートナー
マニュエル・ルグリの
引退公演で
このドキュメンタリーは
終わる
パリで見た
ドン・キホーテの
二人の舞台
本当に感動しました
二人の踊りは完璧で
呼吸もぴったり
その時の踊りの様子が
脳裏にはっきりと焼きついています
しかし
このドキュメンタリー映像では
二人の
踊りの練習をしっかり捉え
舞台裏を赤裸々に
公開しています
呼吸が合わず
不安を語る
デュポン
うまくタイミングが合わず
強く足を掴んでしまったと
謝るルグリ
わたしには
最強のコンビに
見えた
二人
でも実際は
何度も
練習し
お互いの呼吸
タイミング
不安
などを
確かめ合いながら
踊りを仕上げていく
様子は
やはり
信頼関係の強さを感じました
この二人の踊りで
一番好きな作品が
「椿姫」
この作品で
デュポンは衣装を14回も着替えると
ナレーションは伝え
着替えの様子を映像は映し出す
その記憶がまったくなく
わたしは驚きと同時に
その様子をみて
歌舞伎の早替えを連想する
そんな慌ただしい舞台にもかかわらず
わたしが見た「椿姫」は
二人の呼吸のあった踊りの記憶と感動しか
残っていない
それほど
わたしはこの踊り、舞台に引き込まれていった
インタビューで
「毎日のレッスンは休まない」
「どんなに寝不足でもレッスンする」
明るい笑顔で当たり前と答えていた
その言葉はプロのダンサーに共通する
毎日のレッスン
スーパースターだからこそ
基本を大切にしているんじゃないかと
相模原のバレエ教室なら