YAMAHAのXG音源「MU128」のジョグダイヤル修理♪ | NOZ's Stylish Sound♪

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1980年代の音楽に輝きを放っていたシンセサイザーYAMAHA「 DX7」

繊細で綺麗な音を放つスタイリッシュなシンセサウンド「FM音源」を使って曲作りをしております♪

中古で、YAMAHAのXG音源モジュール「MU128」を入手しました(^^)

MIDI楽器に精通されてない方のオークション出品やリサイクルショップからの出品ですと、動作チェックしたとしても「電源入りました」とか「音は出ました」くらいなものですので、怪しいものです(^^;

そこで、私のほうでコンディションチェックをしてみました。

外装は割りと綺麗でしたが、ちょっと良くなかったのが、製造ナンバーが書かれているシールが剥がされていること。

たぶん前の所有者の行いかと思いますけど、商品の素性を隠すような、後ろめたさを感じますね。

次に、このMU128のバージョンを調べました。

MU128には初期バージョンとバージョン2がありまして(^▽^;)

違いは、初期バージョンがGM規格に対応で、バージョン2がGM2規格にも対応です。

判別は、電源を入れた時の表示で確認できます。

MU128初期バージョンの場合は・・・

$NOZ's Stylish Sound♪

と言うように「Power on MU128」という表示が出ます。


MU128バージョン2の場合は・・・

$NOZ's Stylish Sound♪

と言うように「Power on MU128v2」という表示になります。

その結果、今回私が入手したMU128は、初期バージョンということになります。

中古で購入される際、この点も注意しましょう。


$NOZ's Stylish Sound♪-MU128のジョグダイヤル部分続いて動作テストしたところ、ジョグダイヤルの調子が悪く、グルグル回しても数字が変化しなかったり、数字が飛んだりして、使い物にならない状態です。

修理できないものかと思いまして、ネットで調べたところ、実はこの症状はよくある事例のようでして(^^;

自分で何とか修理できそうでしたので、さっそくやってみました。


本体ケースを外して、お目当てのジョグダイヤル部分を、作業し易い状態に引き出してきます。

$NOZ's Stylish Sound♪-MU128のジョグダイヤル部分


ジョグダイヤル部分を更に分解します。

部品を押さえている4箇所のツメを、軽く外側に曲げて、ツマミ部分を外します。

後で元に戻しますので、ツメは曲げすぎないようにしましょう。

すると内部は、こんな感じになっております。

$NOZ's Stylish Sound♪


画像で赤丸してある所が、スイッチの接触部分になっておりまして、ここの接点の汚れで、誤作動してしまうようです。

そこで、この赤丸してある部分と赤い矢印3箇所の先端部分を、綿棒で丁寧にふき取ります。

綿棒が黒く汚れますので、黒い汚れが付かなくなるまでふき取ってあげればOKです♪

あとは逆の手順で元に戻します。

せっかくバラしましたので、音声ボリュームのガリ音を治したいと思い、音声ボリュームを引っ張り出してみたのですけど・・・

この部品も密閉式でして、分解清掃したとしても、このタイプは元に戻せるかどうか、ちょっと悩みますね(^^;

一応部品も調べてみましたら、アルプス電気が作ってる可変抵抗ロータリーボリュームっぽいです。

今回は手を着けないで、部品の寸法とか調べてからにしようと思います。


修理後、再度テストしまして、ジョグダイヤルも正常に動作するようになりました(^^)

これでMU128が2台になりまして、使い道がちょっと贅沢なんですけど・・・

今回入手した中古MU128は、手持ちのノートパソコンと繋いでプラグインDXボード「PLG100-DX」の音色作成専用にして使いたいと思います。

$NOZ's Stylish Sound♪-DXシミュレーターとMU128



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