こんにちは!

 

返報性の法則とは、ほかの人から何かをもらったとき「お返しをしないと気が済まない」と感じる心理です。

簡単な例は、試食をすると買わないと悪いかなと思うあれです。

 

返報性の法則は以下のように、種類もいろいろあるんです!

好意の返報性とは、恋愛の事例でも触れた、「相手から受けた好意を返したくなる」心理のこと。

敵意の返報性とは、「向けられた敵意を返したくなる」という心理。

譲歩の返報性とは、「相手が譲ってくれたのだから、自分も譲ってあげよう」という心理。

自己開示の返報性とは、相手がオープンな態度で接してくれると、自分も相手に心を開きやすくなる心理。

 

ですから、以前にシェアしたように自分にしてほしいことは相手に先にしてみるといいかもしれないし

自分にしてほしくないことは、相手にしないほうがいいでしょう。

これはメカニズムなんです。

 

それでその強力さの例です。

 

実験を受ける人は、①仕掛人にコーラをもらったり、②もらわなかったり、③仕掛人以外にコーラをもらいます。

その後あるチケットを買ってほしいといわれて何枚チケットが売れるかを調べます。

しかしその時、(A)仕掛人に好印象を持った場合と(B)仕掛人に好印象を持たなかった場合があります。

 

さてチケットの売り上げレース結果はどうなったでしょう。

 

1位は、①コーラをもらい、(A)好印象です。あたりまえですね。

2位は、

 

 

①コーラをもらい、(B)好印象では無い、です。

 

なんと、③仕掛人以外にコーラをもらって、(A)好印象の仕掛人より、成績は上なのです。

 

つまり、好印象より、コーラのほうが効果として超える場合があります。

 

このように、少し抽象的な印象よりも、明確にものを与えたり、

 

明確に相手に感謝したりすると、明確にお返しがしたくなる、

 

じつは、お返しをしないと、脳が、バランスを欠いているように感じて非常に居心地が悪いという

 

脳のクセを利用しています。

 

 あなたの心身が健康でありますように。