オアシスというバンドをご存知でしょうか。


1990年代に流行ったバンドなので、知ってる生徒さんは少ないと思います。


洋楽好き、バンド好きなら知ってる人もいるかもですね。


兄弟仲が悪いことで有名なバンドで、まあそれが原因で遠の昔に解散してしまいました。


で、今年は1994年のデビューアルバムDefinitely Maybeが30周年ということで、


Definitely Maybeツアーを先月、2024年6月にUKとアイルランドで行いました。


もちろん、兄弟仲が悪いのは今も変わっていないので、オアシスが復活することはありません。


リードボーカルのリアム・ギャラガー(弟)が単独公演として行いました。


アルバムの曲目を全てやるということだったので、曲順通りか、という質問が飛んだところ、


リアムは「曲順とおりにはしないよ。Live Foreverを3曲目に演るわけにもいかないだろ。」と答えました。


Live Forever。良い曲ですよね。メイビ~


ブリットポップを象徴する曲と言っても良いのではないでしょうか。


ロックがどんどんスタイリッシュになっていき、いわゆるダンスミュージックに取って代わられた90年代前半のUK音楽シーンにおいて、改めて王道のロックを人々に親しみやすく響かせたのがオアシスでした。


当時はやはりアメリカのバンドが強く、バンド少年たちはハードロックやグランジ、ミクスチャー系のバンドに惹かれていて、オアシスは好き嫌いが分かれるバンドでもあったと思いますが、やはりノエル・ギャラガー(兄)の楽曲の良さと、リアムのボーカルの存在感は際立っていましたし、今でも廃れないですね。


Live Foreverの歌詞の最後を紹介します。


We see things they'll never see
あいつらが見ようともしないものが俺たちには見えてる
You and I are gonna live forever
お前と俺は永遠に生きるんだよ


ロマンチック、とも言える歌詞ですね。


ここでガンジーの格言を紹介します。


Live as if you were to die tomorrow. 

明日死ぬかのように生きろ

Learn as if you were to live forever.

永遠に生きるかのように学べ


ガンジーって非暴力って印象が強いので、ピースフルなイメージがあると思いますが、結構ソリッドで力強い言葉を残してるんですよね。


2つのLive Forever。


どちらも深みのある言葉で、好きです。


ヤマザキ