シナリオ【 あの夏あの島で 】 -9- | Novel & Scenario (小説と脚本)

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●江の島・遠景(朝)

 

 

晴天。

 

 


●弁天橋

 

 

走る自転車の車輪。美歩の自転車。江の島に向かう。

 

 


●江の島・駐輪場

 

 

バス停近くの無料駐輪場。美歩が自転車で来てとめる。

 

 


●しおさい

 

 

美歩「(仲見世通りから来て戸があいている店内を覗き)おはようございます」
勇翔の祖母、潮田和代(73)「(開店の準備をしていて)はい、おはようございます」
美歩「あ、今日からアルバイトさせていただく、波多野です」
和代「あ、あ、聞いてた聞いてた」
美歩「はじめまして。よろしくお願いします」
和代「こちらこそ(お辞儀したあと厨房に)勇ちゃん、アルバイトの子来た(と呼んでから美歩に微笑し)よろしくね」
美歩「はい」
和代「まぁかわいい」
美歩「いえ」
勇翔「(厨房から来て)あ、おはよう」
美歩「おはようございます」
勇翔「ずいぶん早いね。今日からよろしく(と微笑したあと和代に)波多野さん」
和代「聞いた」
勇翔「美歩さん。美歩ちゃんでいい? 呼び方」
美歩「あ、はい」
勇翔「こっちはばあちゃん。ばあちゃんて呼ぶの変だな。なんて呼ぶ?(と和代に聞く)」
和代「そうねぇ。どうしよ」
勇翔「店長もアレだし、名字の潮田もなんだし、おかみ? おかみさん? マダム?」
和代「ふざけて(呆れて美歩に)ねぇ」
勇翔「名前でいいか。なんだっけ名前ばあちゃん。和代だ。和代さんでいい?」
和代「いいよなんでも」
勇翔「(美歩に)じゃあそれで」
美歩「はい」
和代「ほんとかわいい子」
美歩「いえ」
勇翔「だろ? まず着替えよっか。場所はこっち」
和代「いやらしい。なんてこと言うの」
勇翔「何が。場所教えるだけだろ」
和代「私がやるよ。こっちね(と美歩に言って奥へ)」
美歩「はい(とついて行く)」

 


★シナリオ集は12月4日(水)発売。

 


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