小説 【明るい離婚計画(仮) 】 -1- | Novel & Scenario (小説と脚本)

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アパートに男を入れるのがはじめてで宮内真歩は緊張した。

男の名は高村圭吾。真歩の1つ上の27歳で駅むこうの美容院「ウィズ」に勤めている。住んでいるのはやはり駅むこうの町で新築のアパートにひとり暮らし。真歩が知っているのはそれだけだった。ろくに知らない男を部屋に上げるのが不安で真歩は何度かやめようと思ったが圭吾は感じのいい男だった。

はじめて会ったのは半年前。開店した「ウィズ」に真歩が行きカットを担当したのが彼だった。引越してきて間がない圭吾はこの町のことをほとんど知らず、あれこれ聞かれ真歩は話した。実家は隣り駅だが昔から行動範囲で主な施設や店の場所はだいたい知ってる。感心されて会話は弾み、髪は毛先をそろえてロングにするつもりだったが彼とまた話したくなって再び店に行ったのは3ヶ月後。8月のお盆前。

彼を指名し髪をバッサリ肩まで切った。圭吾は真歩を憶えていてそのとき話題になったのは夏休みの予定。「特にない」と言う彼に真歩は「もしかして」と思った。「彼女いないのかな? フリー?」

しかし毎日女性を相手にする仕事で出会いはたくさんあるだろうし、それでもいないとしたら女性相手がうんざりなのかも――そんなこんなを思いつつまた3ヶ月して真歩は店のホームページから予約した。圭吾とまた話したくなった。真歩の日常に出会いはなかった。


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