小説 【 September Rain 】 -7- | Novel & Scenario (小説と脚本)

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「停まっちゃったんですね」未来は微笑で声をかける。

「ええ、5分前になったみたいで」進志も微笑でうなずく。

「そう」

「ひどい雨」進志は改札の外、雨の降るおもてを見る。

「ね。風もあって」未来も見る。

「濡れました?」

「うん、少し」

「こんな降るなんて言ってなかったのに」進志は首を振る。

「朝のテレビでは降ってもにわか雨って」未来はうなずく。

「しばらく降ってるから、ゲリラ豪雨とも違うんでしょうけど」

「どのくらいで動くんでしょ」

「さぁ。待つしかないかって待ってんですが」

「そう」

「地下鉄じゃ帰れないんで」

地下鉄の出入口は横断歩道を渡ってすぐだった。都営浅草線と大江戸線の大門駅。地下鉄で帰れないのは未来も同じで「お住まいはどちら? こっち? あっち?」と流れで聞く。

「あ、こっちです。埼玉」進志の自宅は川口市だった。京浜東北線で1本。

「そう。私は逆。あっち」未来は指さす。

「そうですか」

「神奈川」川崎で南武線に乗り換えて鹿島田。「ですね」と未来はうなずく。

「え?」

「遠いからタクシーってわけいかないし。待つしか」

「あぁ」話がつながって進志はうなずく。


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