小説 【 September Rain 】 -3- | Novel & Scenario (小説と脚本)

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未来が料理を食べはじめると雨が降りだし食べ終わる頃には本降りになった。しばらく待ったがやむ気配はない。時間も時間で未来は席を立つ。会社までは歩いて3分。建ち並ぶビルの軒下に沿って行けばなんとかなりそうな気がする。レジで会計する。

「こちらお返しです」と進志はおつりを渡す。「ありがとうございました」

「ごちそうさまでした」未来は受け取って財布に入れる。ドアのあいた出入口に行くと会計中に雨は強まった。軒下を走ってもびしょ濡れになりそうな勢い。どうしようと雨を見上げる。かと言ってタクシーを呼ぶのも近距離で気が引ける。少し弱まるのを待つ?

「傘お忘れですね」と進志が声をかけた。

「ええ」未来は振り向き苦笑する。「会社に」出がけに降ってなかったので忘れてしまった。

「そこにあるのどれでも、よさそうなの持ってって下さい」と進志は出入口そばの傘立てを指さす。横1列に満杯の傘立て。来客用ではなく飾りだった。来客用の傘立てはこの店にない。雨の日はビニールの傘袋を下げるスタンドを出す。今それはドアの横にある。


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