Novel & Scenario (小説と脚本)

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夏美「藤井さんは寂しいでしょ」

 

 

忠信「え?」

 

 

夏美「美穂子亡くして」

 

 

忠信「そりゃ」

 

 

夏美「私たちとは違う。たぶんわからなくても(しょうがない)」

 

 

忠信「――いいとき別れたのかな」

 

 

夏美「――」

 

 

忠信「幸せだったのかもね。離れたくないってまま離れて」

 

 

夏美「いい人いない?」

 

 

忠信「(苦笑し)いないいない」

 

 

夏美「つくる気も?」

 

 

忠信「そうね、まだ」

 

 

夏美「そう――」

 

 

忠信「まぁその気になっても無理だろうけど、こんなオッサン」

 

 

夏美「若い子狙えばそうでしょ。若い子がいい?」

 

 

忠信「まさか。めんどくさい。ついてけない」

 

 

夏美「近い世代なら無理じゃない」

 

 

忠信「かな」

 

 

夏美「私も――」

 

 

忠信「うん?」

 

 

夏美「候補になるかな」

 

 

忠信「――なに言って」

 

 

夏美「気づいてたと思うけど、私は美穂子に譲ったの。4人で会うようになってすぐ。言わなくても美穂子の気持ちはわかったし。でも私は――本当は藤井さんが」

 

 

忠信「――」

 

 

夏美「あの頃もし何かが違ったら――あんなに最後まで大事にされたのも、羨ましかった」

 

 

忠信「――」

 

 

夏美「なに言ってんだろ。バカなこと(我に返って動揺し)ごめんなさい(忠信を見ないまま席を立つ。店を出ていく)」

 

 

忠信「――」

 

 


●健次郎の会社・社員食堂

 

 

健次郎が部下たちとランチ。笑顔で話している。電話の呼び出し音がオフで入り、

 

 

健次郎の声「はいもしもし。おーしばらく母さん」

 

 


●電車内(夜)

 

 

健次郎が吊革につかまり乗っている。

 

 

健次郎の声「あぁ、まぁね。元気は元気。そちらは? そう。父さんは? 膝の具合とか」

 


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