Novel & Scenario (小説と脚本)

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●時計

 

 

 

7時41分。時間経過。

 

 


●夏美の家

 

 

真歩がリビングでテレビを見ている。食べ終えたコンビニのパンの袋がテーブルにまとめられている。玄関の音に気づき向かう。

 

 

夏美「(ドアをあけて入ってくる)」

 

 

真歩「おかえり」

 

 

夏美「あぁ、ただいま。そうだ真歩来てたんだ(笑顔)」

 

 

真歩「忘れてた?」

 

 

夏美「違う違う。すぐそこまで憶えてたんだけど、うっかり(靴を脱ごうとしてふらつく)」

 

 

真歩「(支えて)飲んだの?」

 

 

夏美「ちょっとね、断れなくて(ご機嫌で寝室へ)」

 

 

真歩「待ってんのに」

 

 

夏美「急なのよ連絡が。教室の終わりがけに突然来るって言われても」

 

 

真歩「食事じゃなかった?」

 

 

夏美「そのつもりだったよ。でもせっかくだからって、飲もう飲もうって(寝室に入って着替える)」

 

 

真歩「男の生徒さん?」

 

 

夏美「5人。急な話だから5人だけ」

 

 

真歩「そこにママひとり?」

 

 

夏美「そうね。助手のバイトの子は用事あってキャンセルで」

 

 

真歩「充分じゃない5人に囲まれたら」

 

 

夏美「ウフフフ」

 

 

真歩「楽しかった?」

 

 

夏美「そうでもなかった。今日初対面同士の人もいたから、お互い仕事の話とか自己紹介みたいのばっかで」

 

 

真歩「断ればよかったのに」

 

 

夏美「そうもいかないでしょ。教えるったって客商売。やな先生と思われたら生徒さん減っちゃう」

 

 

真歩「飲まないで切り上げればよかったじゃん」

 

 

夏美「これでも急いだの。『あ、娘が急に来るって』ってスマホ出してね。お芝居。口実に使っちゃった。それでなんとか1時間半で切り上げ」

 

 

真歩「(リビングの方を振り向き)テレビ来たんだね」

 

 

夏美「そう、月曜。あれだけ在庫がないとかで。あ、客布団も届いたよ。木曜に。泊まってくでしょ? 明日も教室だから私は早起きだけど」

 

 

真歩「着替え持ってきてないし」

 

 

夏美「私のでいいじゃない。泊まってきな」

 

 

真歩「うん」

 


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