Novel & Scenario (小説と脚本)

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テーマ:

 

 


●イタリアン鍋

 

 

 

煮えている。

 

 


●商店街

 

 

夏美と富永が駅に歩いている。

 

 

夏美「高校生か。そのぐらいの年頃って難しいでしょう」

 

 

富永「普通はそうかもしれないけど、母親いないんで」

 

 

夏美「あぁ、そうでしたか」

 

 

富永「2年前に癌で」

 

 

夏美「そう――」

 

 

富永「大目に見られてんのか、娘はまだ今んとこ」

 

 

夏美「そう」

 

 

富永「もう少し料理のレパートリー増やさないとって、それで通いだしたんです」

 

 

夏美「へぇ」

 

 

富永「でも最近、来るのがどんどん楽しくなって」

 

 

夏美「そお?」

 

 

富永「先生がいいから」

 

 

夏美「あら、お世辞でもうれしい」

 

 

富永「お世辞じゃないです。ほめてくれるんでいい気になって」

 

 

夏美「最初から切るのとかお上手で、驚いた」

 

 

富永「ほめると伸びるタイプで」

 

 

夏美「フフフ、そうなのね(振動に気づきバッグからスマートフォンを出す)」

 

 

富永「お電話ですか」

 

 

夏美「(画面見つつ)ええ」

 

 

富永「どうぞ、出て下さい」

 

 

夏美「ごめんなさい(道路端によけて止まり)はいもしもし」

 

 


●真歩のアパート

 

 

真歩「(キッチンで電話していて鍋の火をとめ)あ、私。今いい?(サンダルをつっかけまた外へ)」

 

 


●電話のやりとり・カットバック

 

 

夏美「どうした?」

 

 

真歩「パパうちに来たんだけど。酔って泊めてくれって」

 

 

夏美「なにそれ」

 

 

真歩「知らない。今もうソファーで寝てる。聞いてない?」

 

 

夏美「聞いてない」

 

 

真歩「なんかあった?(階段を下りて先ほどいた道路へ。真歩の部屋は2階にある)」

 

 

夏美「――別に。特にないけど」

 

 

真歩「そお?」

 

 

 


 

 

 

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