ひとでなしのかち
大人はすべからく労働すべき。
と言う。
社会に貢献してこそ、人は人となる。
と。
この社会では、いかに社会に貢献するかで、人の価値は決まる。
というようなところが、ある。
確かに医療やら福祉やらは、その多くが税金によって動いている。
社会に何も還元せずに、その恩恵を受けるのは、筋違いだ。
というように思える。
でも自分には、それが、資本主義の幻想のように思える。
己を労働へと向かわすための、エクスキューズのように思える。
働かなくとも、人は人なのだ。
なんの役にも立たないとしても、人は人なのだ。
やる気ゼロでも人は人なのだ。
ただ死ぬのを待っているだけの人とて、人なのだ。
一生懸命働いている人はもちろん偉いが、働いていない人を、そのことを理由に見下してはいけない。
人として、人を見下してよい理屈など、無い。
一生働かず、遊んで暮らす人生もありだ。
・・・人をうらやみ、常に愚痴を言いながら働くよりは。
労働には理由があるが、人生に理由は無い。
生まれてきたから生きるのだ。
生きているから、人なのだ。
「ひとでなし」に分類されてしまう人達。
彼等に、なんとか仕事を与えようとする我々。
労働することは立派である。
しかし労働をするから立派な人になるわけではない。
もちろん労働を通して学ぶことは多かろう。
それは環境が人を変えるからだ。
大切なのは環境の方なのだ。
大人。社会人。労働。そして人権。
言葉ばかりを気にして、実を見失ってはいけない。
いずれ自分も働けなくなる時が来る。誰もが、その時を迎える。
いずれ誰もが、あなた方の言うところの、「税金泥棒」になる。もしかしたらそれは、明日のことかもしれない。
労働は全てにはなりえない。数多ある方法の一つでしかない。一つにすがってはいけない。
道などどこにも無い。「人生こうすればO.K.」という道などどこにも無い。
労働を否定しているのではない。仕事人間を否定しているのではない。
それと人の、人としての価値は別だと言っているのだ。
全ての価値は、各々の内にある。
ということで今日は笑い無し。静かに聴きましょう。
・・・今日もランキング上がらないな、こりゃw