オレゴン世界陸上2022の感想【第3日】~今日は海の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日まで会社は2連休。



世界陸上のテレビ観戦で時間的な余裕がいつもに比べて少ない連休ではありますが、


自身の練習のほうは昨日が17km、そして今日が30kmとしっかりと走り込みを重ねました。




さて、その世界陸上でありますが、昨夜は日本時間の10時過ぎから男子マラソンが行われました。


日本勢はエース格の鈴木健吾選手がコロナ陽性で欠場というアクシデントに見舞われる中、


残る西山雄介選手と星岳選手はともにキャリア1戦ということで、動揺と経験不足から厳しい戦いになるかもしれないと覚悟していたのですが、


2人とも中盤以降まで先頭集団に喰らいつき、特に西山選手は13位ながら世界陸上日本人最速タイムとなる2時間8分35秒と健闘。




西山選手は4~5年かけて初マラソンに向けた準備をしてきた分、2度目の今回も大崩れすることなくまとめることができたようで、


3戦目以降に一気に記録を伸ばしてくるのではないか、そんな期待を抱かせる今回の結果でした。



男子1万mは日本時間の早朝、現地では正午に行われました。


なぜこんな暑い時間帯にと思ったのですが、おそらく暑さに強いと言われる地元アメリカ勢に配慮してのことだと思われます。



日本からは田澤廉選手と伊藤達彦選手が出場しましたが、ともに20位以下に敗退。




田澤選手は持ちタイム的にもう少し上にいけたと思うのですが、


今年の日本選手権で10位に敗れてそこで内定を取れなかったように、今季はもう一つ調子が上がり切れていないように感じます。




伊藤選手は大会数日前に突然繰り上げで出場が決まるという、調整的に難しい状況でしたので、


最初に集団からこぼれ落ちたのも致し方のないところですが、そこから粘って2人を抜いたのは見事でありました。




個人的にはこの粘りはマラソンでこそ最大限に発揮されると思いますので、一刻も早いマラソン転向を期待するものであります。



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そして今日も衝撃的なニュースが日本チームを襲いました。


昨日の鈴木選手・一山選手に続いて今度は新谷仁美選手までもコロナ陽性が判明し、


これから行われる女子マラソン松田瑞生選手1人で日本勢は臨むこととなります。




真面目で礼儀正しい松田選手のことですから、2人のぶんまでと気負いこんで、一人で重圧を抱え込んでしまう恐れがあるので心配です。


むしろ、今回はメダルを争うライバルが2人もいなくなった、ラッキー♪とあえて図々しい気持ちで臨んだほうが良い結果が得られそうな気がいたします。