本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。
プロ野球のセ・パ交流戦はコロナ関連で延期になった広島カープの試合がまだ残っていますが、
優勝チームは決まりましたし、巨人も全日程を消化しましたので、交流戦の感想でも述べておきたいと思います。
その優勝にはオリックスが11年ぶりに輝いたわけですが、巨人ファンの私から見ましても、
今回対戦したパ・リーグの6球団の中で一番強いなと感じたのはオリックスでありました。
実際、巨人はオリックスにだけ1勝もあげることができませんでしたし、
2戦目では高卒2年目で今季絶好調の宮城大弥投手に手も足も出せず、
先日の広島戦であわや完全試合の快投を見せたエースの山本由伸投手と合わせ、この二枚看板の充実ぶりがチーム全体に好影響を与えていると感じました。
右の山本・左の宮城と左右二枚のエースと言えば、
2001年にランディ・ジョンソンとカート・シリングの左右二枚の大看板を擁してワールドチャンピオンに輝いたダイヤモンドバックスを彷彿とさせ、
その時と同じように、山本・宮城の大車輪の活躍で、12球団中最もリーグ優勝から遠ざかっているオリックスに、
四半世紀ぶりの吉報がもたらされるのではないか、そうした勢いを感じさせた今年の交流戦でありました。
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巨人の交流戦は7勝8敗3分けの負け越し一つに終わりましたが、元々私は1勝1敗ペースで十分と思っていましたし、
ケガ人が相変わらず続発していることを思えば、よく踏みとどまったなという印象です。
それにしてもオリックスの山本・宮城の両エースですが、実は紙一重の差で巨人に入っていたかもしれないことを思い出すものです。
高校時代は全国的な活躍がなかったので、宮崎・都城高からドラフト4位での入団だった山本投手ですが、実は巨人も指名の機会をうかがっていました。
当時の巨人は高橋由伸監督でしたので、ドラフト前の新聞には「由伸、由伸獲りへ」などと書かれていました。
2年前のドラフトで「外れ外れ」1位で沖縄・興南高からオリックスに入団した宮城投手ですが、
巨人もまず現ヤクルトの奥川投手を外し、現西武の宮川投手を外し、
次いで宮城投手が候補に挙がったものの、別の投手を選択したという経緯がありました。
この2人が巨人に入っていれば今ごろ投手王国になっていたかも…とは思うものの、
オリックスの育成環境が2人に合っていた可能性も高いですので、ここらへんは「たられば」の話をしても意味はないかなと思うのであります。