「陸山会裁判」弁護側最終弁論の内容について http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/374.html 投稿者smac 日時2011 年8 月23 日05:52:36: dVqzW59EefGnc

江川紹子さんのツイッターより、陸山会裁判に於ける弁護 側最終弁論(8/22)の詳報を転載します。

【引用開始】 1)陸山会事件の裁判は、弁護人による最終弁論が行われ、 結審した。大久保元秘書の弁護人は、政治資金収支報告書の作成や提出 には一切関与せず、石川・池田両氏からの相談や報告も一切なかったと 無罪を主張。さらに、西松事件では政治資金規正法の国会審理までさか のぼって、政治団体の定義を説明。

2)法律上問題のない政治団体から政治団体への寄付なのに、法律論よ りも西松建設の「ダミー」「隠れ蓑」などという”一般用語”を多用し ている検察側は「規制法の規制の枠組みを正確に認識しないままで公訴 提起に及んだもの」と批判。「罪とならないものを起訴した」と検察側 をばっさり。

3)石川議員の弁護人も無罪を主張。「事案の実体は小沢議員とその政治団 体のの間のいわば内々の資金のやりくりに関するものにすぎない」のに 「大疑獄事件であるかのごとき捜査が行われ」たとし、本件は水谷建設 からの献金の自供をとるための「いわゆる別件逮捕勾留である」と検察 側を批判した。

4)池田元秘書の弁護人も無罪主張。「検察側のストーリーを押しつけ るための強引な取り調べが組織的に行われた」と東京地検特捜部の捜査 を批判。池田氏は前任者からほとんど引き継ぎもないまま、自分で考え て最善を尽くしたとし、法律に違反するとしても罰金刑が相当と述べた (いささか弱気?)

5)石川議員、池田元秘書とも、大久保元秘書との共謀を否認。最終意 見陳述で、大久保氏は「私が悪いことをしたとは思っていません。よろ しくお願いします」と裁判所に一礼。石川氏は「誤解を与え世間を騒が せたことはお詫びしたい」としつつ、事件については「よかれと思って 適切な処理をしていた」と

6)述べ、池田氏は「石川さんから引き継いだことを自分なりに考えて 処理したつもり。大問題になって世間をお騒がせしたことは反省してい る」と語った。これで裁判は結審。判決は9月26日午後に言い渡され