(マイコです(嘘))
皆さんにあるものをお見せしたくて、ものすごく久しぶりにウィッグ(美容師たちがカットの練習などで使う首から上だけの人形)のカットをしました。
私が自覚している職業病の一つに「人間観察」があります。
電車の中で、待ち合わせ場所で、テレビに出ている人で
この人の髪型素敵だな
この人スタイリングが上手だな
サイドをもっと切れば似合うのにな
etc
と思わず見入ってしまうのです。
テレビに映ってる人なんかでアナウンサーさんたちや芸能人なんかは、ヘアメイクさんにスタイリングを手伝ってもらっているんでしょうからお綺麗ですが、季節や番組の主旨なんかでそれも少し変わります。
そんな中で気がついたのは、
髪の毛の艶って大切
ってこと。
タイトルにもある
「見た目年齢」
のほとんどを艶の有無が決める、と言っても過言ではありません。所謂「天使の輪」ってやつですね。(若い方にはわかるまい)
では、一言で「艶」と言ってもそれはどうなっているのか
ここで彼女に登場してもらいましょう。
マイコさんです(嘘)。
全体の毛先を整えて、少しレイヤーを入れました。
アウトバストリートメント(ラ・カスタのAL)を100円玉大を毛先に馴染ませてブローをしました。
ツヤツヤですね。
でも彼女ブロー前はボサボサでした。
これです。
もともとある癖と結んでいたところについていた癖、そして毛先を少しすいてあるのでパサパサに見えています。
ここで注目してもらいたいのは、髪の毛の根本から毛先まで向かう方向です。
毛先がパサパサに見える、と書きましたがなぜそう見えるのでしょうか。
それは、毛先がそれぞれいろんな方向に向かっておりバラバラしているからです。
一定方向から光が当たるのに対して、乱反射してしまっているんですね。それは髪がうねっていたり、変な方向にハネていたりするから。
ではこれを整えてみましょう。
変なうねりや、はねる毛を無くしました。同じ方向に向かう神の集まりには隙間はなくなります。
癖のうねりとうねりの間にできるその隙間こそボリュームなんです。※逆にボリュームを出したい方には、ウエーブ同士がわざとぶつかるようなデザインのパーマをかけたりします。
毛先までまとまりがあるスタイルになり、当たった光はちゃんと反射するようになります。
この反射が「艶」なのです。
ここまで書くと、それぞれ皆さんが自分の髪に何をしないといけないのかはだいぶ絞られてきます。
以下、艶を出すために自分でできることです。
・シャンプーの後はドライヤーで乾かそう
髪の毛になんらかの癖がついてしまうのは、乾く瞬間です。自然乾燥をしてしまうと、ちょっとした癖や変な方向に向いたままの髪がそのまま乾いてしまいます。そうなってしまう前にさっさとドライヤーで乾かしてしまえば、翌朝お出かけ前のお直しもそう難しくはないはず。
ドライヤーの風圧を使い手櫛を入れて、髪を少し引っ張りながら乾かすのがコツです。
・ある程度の水分をドライヤーで飛ばしたら、上から風を当てて乾かそう
髪の毛の中には多少の切れ毛が紛れています。それに加え、手入れしやすくするために毛量調整ですいてある事が多くあります。「すく」とは髪と髪の間に短い毛を作る事です。
内側に風を入れ続けると内から外に毛が出てしまい、ヘアスタイルの表面に短い毛がたくさん出て、結果艶が見えなくなってしまいます。
なので、ある程度乾いたところで(6、7割乾かしたところで)後は上か下に向かって、もしくは後方から前に向かって風を当てて乾かします。もちろん手櫛を入れることをお忘れなく。
・アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつけて乾かそう
髪の毛の根本と毛先は、当たり前ですが毛先の方が古くすいたりレイヤーが入っていて毛量が少ない部分になります。何もつけないで乾かすと、根本に比べて毛量が少ないので風が通りやすくどんどん乾いていくけど内側は水分が残ってしまい・・・。カサカサパサパサまっしぐらです。
こういう状態になるのを避けるためも、アウトバストリートメントを全体の毛先、そしてつけた後の手に残った分で表面と前髪につけて乾く速度を調節するのです。
もしブラシを使う余裕があれば、これらのことをした後です。手櫛でしっかりと引っ張りながら乾かした後だと、ブラシでブローするのもちょっとの時間で済むんですね。
最後に冷風を当てて全体を引き締められたらパーフェクト★
ウエーブスタイルの方も大方同じです。
前髪があれば前髪を手櫛で右へ左へと引っ張りながら乾かす、パーマ部分は持ち上げるようにしながら上から弱風を当てます。
コロナ禍に突入して1年になります。疲れている頃だと思いますが、少しでも自分に手をかけて心を元気に保ちましょうね。
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