一昨年6月から連載していた
【ポジティブに環境問題を
解決する】を必要に応じて
加筆するものです。
このテーマは、私にとっての
ライフワークです。
このシリーズの趣旨については、
このブログをご覧ください。
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引き寄せの法則で地球環境
問題を解決する・その66
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■第2部の21日目
第2章 オゾン層破壊
■オゾン層が復活するまでに
心がけたいこと・1
今、すべてのオゾン層破壊物質の
排出が止まったとしても、オゾン層が
復活するまでかなりの時間がかかり
ます。
世界銀行は報告書(前出)で、「今後、
途上国での消費の削減が議定書の
規定通りに進めば、2050年ごろ
にはオゾン層は正常な状態に戻る」
としています。
それまでの間は、とくに紫外線Bの
影響を避ける対策を立てる必要が
あります。
◆太陽と空気さえあれば、
必ずオゾン層は復活する!
さて、ここで必ずといっていいほど
出てくる質問があります。
「科学技術を使ってオゾン層を修復
することはできないのですか」
というものです。
残念ながら、オゾン層を人間の力で
修復することは、少なくとも現在の
技術では不可能です。
しかし最も安上がりで、しかも莫大な
オゾンを製造する手段を自然が用意
してくれているのです。
それは太陽と空気中の酸素です。
太陽がある限り、また大気中に酸素
がある限りオゾンは常につくられて
います。
今は、壊れるオゾンの方がつくられる
量より多いので、結果として破壊が
進んでいるのです。
しかし大気中のフロンが減ってくると、
つくられるオゾンの方が多くなり、
オゾン層は修復に向かいます。
現在、冷蔵庫やエアコンに残って
いるフロン(冷媒だけでなく断熱材
中のフロンも)を放出してしまわない
限り、オゾン層がよみがえるのです。
次回に続きます。