備え | 農家の嫁の実情

農家の嫁の実情

農家の嫁。7歳児(俊)と6歳児(仁)の母。義両親、子どもたちと暮らしています。半年間家出していた夫が帰ってきて、農業をやめてサラリーマンになりたいと。 就活が実り現在夫は単身赴任中。わたしも介護施設に就職し、大変だけどささやかな暮らしを楽しんでいます。

 

 

 

 

元旦の早朝に

単身赴任先から

帰省している夫

 

 

 

その日の夕方に

石川県で大きな地震があり

お正月気分は

一変しました

 

 

 

本当に

言葉にならんくらい辛い

 

 

 

お正月は特別で

普段離れて暮らす人と会える、

特別な日となっているご家庭も

たくさんあると思います

 

 

 

例えば

我が家のように

盆正月だけ

帰省してくれる夫がいるとか

 

 

 

一人暮らしで

学校に通っているお子さんが

冬休みを利用して

帰ってくるとか

 

 

 

離れて暮らすお孫さんが

おじいちゃんおばあちゃん宅に

会いにきてくれるとか

 

 

 

そういう

心待ちにする日でもあって

その中でも

元旦は特別だと思っています

 

 

 

この日が来るのを楽しみに

準備をしていたご家庭が

たくさんあったはず

 

 

 

そんななかで起きた

大きな地震

 

 

 

もう言葉にならんくらい

胸がいっぱいになる

 

 

 

子どもたちと

遊んでいた夫が

とても悲しそうな顔で

じっとテレビを見つめていました

 

 

 

父さんと母さんも

仏壇に手を合わせていました

 

 

 

こんな時

離れた我が家で

すぐにできることは

祈ること

 

 

 

神様、仏様、ご先祖様

どうか

少ない被害で済みますように

 

 

 

その日の夜

 

 

 

 

お酒で乾杯する予定でしたが

家族で話して

お茶にしました

 

 

 

避難所で過ごしている

たくさんの人たちを思うと

お酒を飲む気にはなれず

 

 

 

 

 

 

夜、なかなか眠らない子どもたちと

22時近くまで遊んでから

夫と話をしました

 

 

 

 

先のことなんて

わからない世界。

今日と同じ明日が来るとは限らない

 

 

 

夫は単身赴任で

家族そろって過ごせる日は

数えるほどしかありません

 

 

 

 

子どもたちを置いて

社宅に戻ることが

心配で仕方ないと

言っていました

 

 

 

地震や自然災害は

いつやってくるか

誰にもわからんくて

何かがあったとき

すぐに駆け付けられるとも

限らない

 

 

 

子どもたちを守るために

何ができるんやろかと

何度も言っていました

 

 

 

わたしたちは

「何かあるかもしれない」

という危機感と同じくらい

「何もないだろうな」

と希望的観測をあわせもっている

 

 

 

 

非常食や

水、ランタンなど

最低限必要なものは

常備しているけれど

 

 

 

 

例えば

家の中でわたしや両親に

何かあって

子どもたちだけで

外に逃げのびたとする

 

 

 

 

その時

俊と仁を守ってあげれるのは

誰なん?と

何度も問いかけてくる夫

 

 

 

わたしも夫も

「子どもの身代わりになる」

では、ダメやなと。

 

 

 

そのあとの

子どもたちを守り続けることも大切で

生きていかんと

 

 

 

 

家族を守ることを

真剣に考えている夫

 

 

 

 

 

被災地や

被災された方々に

自分たちでもできることを

考えていきたいと思います

 

 

 

 

子どもたちが小さくて

ボランティアに行くことは

難しいやろし

 

 

 

 

そもそもボランティア先で

現地の方々に

迷惑をかけずに

ボランティアのみに専念できるほど

慣れてもいないので

役に立てるかわからんし

(※あくまでわたしに限っての話です)

 

 

 

ちゃんとした機関から

寄付させていただくのが

この町からでもできることかな

 

 

 

 

メルカリで

【メルカリ寄付】というのが

ありました

 

 

 

日本財団(災害復興支援特別基金)

 

 

 

 

売上金から

寄付することができます

まずはこちらを

利用してみることにしました

 

 

 

大きな震災に見舞われた皆様に

心よりお見舞い申し上げます

 

 

 

 

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夫と話しあって

非常時のアイテムを

見直すことにしました。

 

 

 

日持ちする水と非常食を

家の中と蔵の2か所で

しっかりとストックします

 

 

 

今までは蔵の中身が

少な目だったんやけど

ネズミが食べないように

クーラーボックス等を利用して

保管する予定です

 

 

 

家と蔵

どちらかが被害にあっても

数日過ごせるように

 

 

 

あと鍋、食器、コップ

新聞紙、ラップなど

あれば便利なものも

蔵の入り口付近に

置いておくことにします

 

 

 

わたしが住んでいるのは

ド田舎の山間部で

道路が通行不能になったり

土砂崩れがあると

孤立してしまいます

 

 

 

子どもたちの命を

つなげるように

夫が少しでも

安心できるように

明日からいろいろと

備えていこうと思います

 

 

 

 

我が家に置いてある

非常食

 

 

製造日から5年間保存可

水でも作ることが

出来るので便利

 

 

 

 

 

 

5年もつ保存水を

買い足しました

 

 

 

 

 

 

 

防災セット

こちらはクーポン利用で

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